意識の集中と筋収縮の関係 - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

意識の集中と筋収縮の関係


筋肉をつける効果的な筋トレ



こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「意識の集中と筋収縮の関係」について、
お話したいと思います。

ほとんどの人が誤解している点になりますから、
なかなか筋肉が大きくならないと悩んでいる人は、
これから説明する原理原則をきちんと理解して、
効果的な筋トレを行ってください。

実は先日、あるブログ読者の方から、
動作中に筋肉の収縮に意識を集中することが難しく、
思うように効かせることができない、
という相談を頂きました。

ジムのインストラクターから、
筋肉の収縮に意識を集中しながら、
ゆっくりと動作することがポイントだと
教えられたとのことで、
その通りやっているが感覚を掴むのが難しく、
筋肉もなかなか発達しないとのことでした。

今回は、この方の相談内容を元に、
筋トレの真実を説明していきたいと思うのですが、
ここでまず確認しておきたいのが、
この方は大きな誤解をしているということです。

何が誤解なのかと言うと、
筋肉の収縮というのは、意識の集中によって
引き起こされるものではないということです。

わかりやすく具体的な例で説明しますと、
例えば、手のひらを上に向けて腕を直角に曲げ、
お盆を運ぶような姿勢になってみてください。

その姿勢をキープしたまま、手のひらを上から
誰かに押してもらってください。
すると、手のひらを強く押されるにつれて、
自然に上腕二頭筋の緊張が高まり、
筋収縮も大きくなってくるのがわかるはずです。

そして耐えられないほど大きな負荷がかかってくると、
こらえるのが精一杯で、
筋肉の収縮を意識する余裕などないはずなのです。

つまり、筋肉の収縮とは、
筋肉が受ける負荷によって自然に引き起こされるものであり、
受ける負荷が強くなればなるほど、
筋肉の収縮も大きくなっていくものなのです。

そして、筋肉に最大負荷がかかってくると、
全力でこらえることだけに一生懸命となり、
いちいち筋肉の収縮を意識している余裕などないのです。

もし、この状況において筋肉の収縮を意識できるのだとしたら、
まだ力に余裕があるということであり、
最大負荷を受けていないということになるのです。

要するに、筋肉とは、
大きな負荷を受けようとすればするほど、
筋肉の収縮も大きくなっていくのであり、
そこには意識が介在する余地などないということです。

受ける負荷が弱くても、意識を集中することで
筋肉の収縮は大きくなると反論する人もいるでしょうが、
これは変えようのない原理原則なのです。

確かに、筋肉に負荷がかかっていない状態でも、
筋肉に意識を集中することで、筋肉を緊張させることはできます。
先ほどの手のひらを上に向けた姿勢の場合でも、
負荷をかけなくても腕に力を込めると上腕二頭筋は緊張させられます。

しかし、負荷のない状態で意識を集中して力を込めたとしても、
そこで発揮される筋力は小さいものであり限界があるのです。
負荷がない状態においては、意識の集中によって実際の負荷が
どんどん大きくなっていくということはあり得ないのです。

10kgのバーベルでアームカールを行っている限り、
どんなに意識を集中したとしても、
筋肉が実際に受ける負荷は10kg以上にはならないのです。
意識するだけで突然100kgの負荷になってしまうような、
そんな非現実的なことは起こらないのです。

筋肉の収縮が意識によって最大化されることはありません。
筋肉の収縮を最大化させるためには、
どんな種目においても、できるだけ重い負荷を、
全力で最大筋収縮位置に持ってくることだけを考えて、
一生懸命動作することが重要なのです。

筋肉の収縮を意識しながらゆっくり動かすような動作では、
発揮される筋力にブレーキがかかってしまうため、
当然大きな負荷を受けることはできなくなります。
筋肉に大きな負荷がかからなければ筋収縮も大きくはならず、
筋肉の発達スピードも遅くなってしまうのです。

考えてもみてください。
何か重たいものを持ち上げようとするとき、
いちいち筋肉の収縮を意識しながらゆっくり持ち上げますか?

それでは強い力を発揮できず持ち上げられませんよね。
重たいものを持ち上げるためには、
とにかく全力で持ち上げることだけに一生懸命になるはずです。

全力でというのは、当然全速力でということです。
重たいものを持ち上げるのですから、
見た目には速く動かしているようには見えませんが、
自分の中では全速力で動かしているはずです。
そうしないと最大筋力を発揮できないからです。

ということで、
筋肉の収縮を意識しながらゆっくり動かした方が効果的である、
というようなことはなく、大きな誤解なのです。

今回ご相談頂いた方は、この大きな誤解をしたまま、
間違った筋トレを続けていたことが、
なかなか筋肉が発達しない原因だったのです。

初心者の方には少し難しい話になってしまったかもしれませんが、
筋トレにおける原理原則をきちんと理解し、
それに従った正しい筋トレを行うことが、
筋肉を発達させる一番の近道になりますので、
しっかりと学んでほしいと思います。


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