「バルクアップ=体重増加=筋量増加」なのか? - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

「バルクアップ=体重増加=筋量増加」なのか?





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「バルクアップの本当の目的」について、
お話したいと思います。

ボディビルダーにとって「バルクアップ」は当たり前に
使われている用語になっていますが、
多くの人が、この「バルクアップ」について、
間違った考え方をしてしまっているようです。

バルクアップとは、筋肉を増やし体を大きくすることですが、
ボディビルダーたちは、オフシーズンになると、
ヘビーウエイトでトレーニングを行い、
栄養のある食事をたっぷり摂って、
数ヵ月間バルクアップに励むようになります。

そして、コンテストの数ヵ月前からは、
オフシーズンに増やした筋肉を維持したまま、
体脂肪を極限まで削ぎ落とし、
バリバリのコンディションに仕上げていくのです。

が、しかし、誰もが上手く仕上げられるわけではないのです。
中には、オフシーズン中あれだけ巨大な体をしていたのに、
コンテスト当日になると、
驚くくらい痩せ細ってしまっている人もいます。

痩せていても仕上がりが上手く行っていれば、
ステージ上では筋肉が大きく見えるものですが、
仕上がりが上手く行かなかった場合には、
見ていて筋肉自体に張りがなく、
小さく萎んでしまったようになっているのです。

そして、そのような失敗をしている人の多くは、
「バルクアップ=体重増加=筋量増加」だと、
間違った考え方をしてしまっているのです。

ヘビートレーニングをして沢山食べまくって、
とにかく体重を増やせば筋肉も増やせると、
そう思ってしまっているのです。

少しでも早く筋肉を増やそうと、無理にでもドカ食いし、
とにかく体重を増やし、そこから減量を行えば、
以前よりも筋量が増えた体に仕上げられると
勘違いしてしまっているのです。

中には、オフシーズンに入ると20kg以上も体重を増やし、
全く別人としか思えないくらい大きくなる人もいるのですが、
それが本当に効果的なバルクアップと言えるのでしょうか?

オフシーズンに体重を増やしすぎてしまうと、
筋肉も増えるでしょうが同時に脂肪も増えてしまうため、
当然減量期間は長く必要となるでしょうし、
かなりストイックで過激な減量が必要となってきます。

ところが、オフシーズンに体重を増やしすぎたにも関わらず、
できるだけ短期間で仕上げようとしてしまうため、
極端に摂取カロリーを減らしたり、
有酸素運動を長時間行わなければならなくなり、
それによって筋肉までもが減っていってしまうのです。

中には、1日の総摂取カロリーを1000kcal以下にしたり、
筋トレ後にエアロバイクを3時間以上も漕いだり、
そういった過激な減量を行っている人もいるのです。

過激な減量によって体重は確実に落ちてきますが、
筋肉までもが減少してしまったら、
仕上げたときの体には迫力もバリバリ感もなく、
単にサイズダウンしただけの体になってしまうのです。

これが、「バルクアップ=体重増加=筋量増加」だと、
間違った考え方をしている人の傾向なのです。
オフシーズン中にいくら体重を増やしたとしても、
仕上げたときに筋肉を残せていなかったら、
全く無駄なことをしているだけになってしまうのです。

とにかく体をデカくして、
プロレスラーのようなポッチャリマッチョになりたいなら
それでもいいと思いますが、
ボディビルコンテストを目指しているなら、
もっと効果的なバルクアップをする必要があるのです。

要するに、オフシーズンだからと言って、
体重を増やしすぎるのは良くないといことです。
増量した分がほとんど筋肉なのであればいいのですが、
実際には急激なバルクアップは、
筋肉以上に脂肪が増えてしまうものなのです。

ですから、オフシーズン中であっても、
ジャンクフードなど余分な食品は食べないようにし、
良質な炭水化物とタンパク質を中心に、
できるだけ健康的な食事を心がけることで、
脂肪による体重増加を最小限に抑えながら、
筋肉を増やしてバルクアップしていくことが大切なのです。

そうすることで、短期間で無理なく減量することができ、
筋肉を減らさずに仕上げることができるのです。

具体的に何kgくらい増量するのが良いかについては、
個人差がありますのではっきり断定はできませんが、
私の感覚としては、+7~8kgまでが良いと思っています。

増量幅が7~8kgであれば、4ヶ月の減量期間があれば、
無理なく仕上げることができますし、
筋肉の減少を招く危険性も少なくなります。

かく言う私も、以前は、「バルクアップ=体重増加=筋量増加」だと
思ってしまっていた時期があり、
食べまくって体重を100kg近くまで増やしたり、
夜中に体重計に乗って1kgでも減っていようものなら、
時間に関係なくおじやとか食べていましたし、
脂肪が乗って腕や脚が太く見えることに自己満足していました。

脂肪だろうが筋肉だろうが、とにかく体重を増やせば、
最終的には筋量増加につながると間違った考え方をしていました。

しかし、自らの経験を通じて、
それは正しいバルクアップではないとわかりましたし、
現在では、年間を通じて、
なるべく同じコンディションを保つように心がけています。

もしあなたが、ボディビルコンテストを目指しているにも関わらず、
以前の私と同じように思ってしまっているのだとしたら、
もう一度バルクアップの本当の目的についてよく考え、
コンテストでの仕上がりを最優先に考えた取り組みを
していってほしいと思います。


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