筋力アップとパワーアップの違いとは? - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

筋力アップとパワーアップの違いとは?


筋肉をつける効果的な筋トレ



こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、筋力アップとパワーアップの違いについて、
正しい考え方をお話したいと思います。

どちらもトレーニング用語として良く使われる言葉ですが、
一般的には「筋力=パワー」と思われており、
筋力アップとパワーアップを混同している人が多いようです。

しかし実際には、筋力アップとパワーアップでは、
目的も方法も違うものであり、
単純に力が強くなることがパワーアップではないのです。

競技アスリートのトレーニングにおいては、
筋力アップもパワーアップも必要なものですが、
試合に向けた年間スケジュールにおいては、
両者は時期を分けて行われるものであり、
そうすることでパフォーマンス向上が図られるのです。

具体的には、競技アスリートの場合、
「筋肥大期→筋力アップ期→パワーアップ期」の流れで、
試合に向けたトレーニングを行っていくのですが、
オフシーズン中は「筋肥大」を中心とし、
シーズンに入ったら「筋力アップ」「パワーアップ」
へと移行していくといった感じです。

では、まず、「筋力アップ期」についてですが、
筋力アップ期の目的は、重い重量を扱う力を養うのが目的です。
今まで80kgでベンチプレスを行っていたとしたら、
使用重量を、85kg、90kg…と増やしていくのです。

つまり、出来るだけ重い負荷で筋肉を追い込み、
筋肉の出力(最大筋力)を高めていくということです。

たとえば、オフシーズン中に10~15回の中間回数による
筋肥大を中心としたトレーニングを行っていたとしたら、
筋力アップ期においては、重量をマックスに近づけて、
7回以下しか反復できないようにして、
筋肉をより追い込んでいくのです。

重い重量が扱えるようになるということは、
筋肉を瞬時に収縮する能力が向上するということであり、
つまり、筋肥大した筋肉を、
実際に使える筋肉にしていくということです。

見た目にいくら大きな筋肉でも、
筋力が弱くては実際の試合で使える筋肉とは言えず、
重たくて邪魔になるだけです。

筋力アップ期に、扱う重量をどこまで重くしていくかは、
競技種目によって違ってきますが、
槍投げやハンマー投げ、走り幅跳びや三段跳びなど、
瞬時に最大筋力を発揮しなければならない競技種目では、
3回以下しか反復できない重量まで上げ、
最大筋力を高めていく必要があります。

では、次に、「パワーアップ期」についてですが、
パワーアップ期の目的は、
全身の筋肉の連動性を高めて、
試合に向けた体の性能をより高めていくということです。

「パワー」とは「仕事率」を意味するのですが、
つまり、今までと同じ重量ならば、
「どれだけ速く反復できるか」、
「どれだけ速く持ち上げられるか」、
ということであり、
そういった能力を高めるのが「パワーアップ」ということです。

言い換えれば、
「筋肉の仕事率をどれだけ高められるか」
ということであり、
同じ重量なら、10秒間に5回反復できるよりも、
10秒間に10回反復できた方が、
実際の試合では有利だということです。

そして、全身の筋肉の連動性が高まることで、
体の動きに「キレ」が加わり、
試合でのパフォーマンス向上が図られるのです。

ただし、パワーアップするためには、
筋肉が筋力アップされていることが必要であり、
筋力アップした部位ごとの筋肉が連動して初めて、
パワーアップが可能となるのです。

そして、筋肉の連動性を高め、筋肉の仕事率を上げるには、
「スピード」がポイントになってくるのです。
今までよりも、動作におけるスピードアップを意識することで、
効果は大きく変わってくるのです。

実際のトレーニング法としては、
反動を用いた連続動作やスピードトレーニング、
動作の素早い切り返しテクニックなど、
より専門的なトレーニングが必要となるのですが、
試合に向けた仕上げの期として、
こういったトレーニングに取り組むことで、
最高のパフォーマンスが発揮できるようになるのです。

最後にもう一度整理しておきますと、
「筋力アップ」とは、
筋肥大した筋肉の出力を高め、
より重い重量を扱う力を養うことであり、
「パワーアップ」とは、
筋力アップした筋肉の連動性を高め、
筋肉の仕事率を上げるということです。

そして、試合に向けては、
「筋肥大期→筋力アップ期→パワーアップ期」
という流れで年間トレーニングが行われるということです。

今回は、競技アスリート向けの話となっていますが、
一般の人が体づくりをしていく場合にも、
年間トレーニングの考え方として参考になると思いますので、
筋力アップとパワーアップの違いを知った上で、
必要に応じてお役立て頂ければと思います。


★今すぐ筋肉をつけたい人はこちら
⇒たった1ヶ月で5kgの筋肉をつける!! 【最短マッスルボディ養成講座】



★更に上を目指したい人はこちら
⇒3ヶ月で極限まで筋肉をデカくする!! 【メガマッスルプロジェクト】



スポンサーサイト