銃で撃たれても死ななかった不死身のボディビルダー - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

銃で撃たれても死ななかった不死身のボディビルダー


筋肉をつける効果的な筋トレ



こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「セルジオ・オリバ」という、
1960年代~1970年代に活躍した、
もの凄いボディビルダーを紹介したいと思います。





ボディビル界では伝説となっている人物なのですが、
この人、何が凄いかと言うと、
実は、銃で撃たれても死ななかったのです。

撃たれた原因は離婚した元妻との口論だったようですが、
セルジオが元妻を平手で叩いてしまったら、
逆上した元妻が部屋から突然ピストルを持ってきて、
セルジオの腹部目がけて至近距離から発泡したのです。
しかも1発ではなく、数発打ち込んだのです。

しかしセルジオは特に痛みを感じる様子もなく、
彼女の手からピストルを奪うと、
当時2歳だった息子の世話を彼女に頼み、
外に行くとだけ伝えて部屋を出たのでした。

セルジオは、38口径リボルバーのピストルで、
至近距離から腹部に銃弾を受けていたにも関わらず、
マンションの3階から自分でエレベーターで降りて、
自分で車を運転して病院に行き緊急手術を受けたのです。
そして、超人的な回復力で3週間後には退院し、
その数日後からはトレーニングを再開したそうです。

セルジオは当時のボディビルのチャンピオンであり、
驚くほど巨大な筋肉を身にまとっていたため、
それが防弾チョッキ代わりとなり、
銃弾が筋肉の厚みで勢いを失い、
致命傷とならずに済んだのだと思います。

とまあ、こんなエピソードがあったわけですが、
では、「セルジオ・オリバ」について、
彼のボディビルダーとしての経歴を紹介しておきます。

セルジオは、1939年7月4日、
キューバ共和国の首都ハバナで生まれました。
最初はオリンピック出場を目指し、
重量挙げに熱中していたのですが、
この頃はまだ体重は80kg程度しかなかったようです。

その後、重量挙げに興味を失い、
パワーリフティングに転向したのですが、
この頃から筋力がどんどん強くなり、
1965年当時のトレーニングでは、
ベンチプレスを193kg、デッドリフトを272kg、
スクワットを261kgで行っていたそうです。

これだけ高重量が挙げられるようになると、
当然筋肉も大きくなってくるわけで、
当時の腕のサイズとしては、
既に上腕囲が53cmにもなっていたそうです。

その後1960年代後半からはボディビルダーとして活躍し、
当時まだ若かったアーノルドシュワルツェネッガーを破り、
ミスターオリンピアのタイトルを勝ち取ったのです。

セルジオの強みはその類希なプロポーションであり、
胸や腕の筋肉はどんどん大きくなっていっても、
ウエストは76cmのままであったため、
まるでススメバチのようなウエストに、
巨大な胴と脚がくっついている感じであり、
その姿はまさに圧巻だったのです。

セルジオ自身も、自分の強みを更に生かすために、
筋肉を発達させる上では、
体全体のバランスを重視していたようです。

彼自身の著書によると、セルジオは、
胸だけを大きくするようなトレーニングは行わず、
常に身体のバランスとシンメトリーに配慮し、
体全体のバランスを考えていたとのことです。

たとえば、サイドレイズを行う際には、
僧帽筋が発達しすぎないよう配慮し、
脚のトレーニングを行う際には、
大腿部と下腿部の大きさのバランスを
考慮していたようです。

そもそも筋肉が発達しないと悩んでいる人にとっては、
何とも贅沢で羨ましい話かもしれませんが、
彼のボディビル哲学としては、
単なる巨大な筋肉をつけるだけでなく、
身体のバランスとプロポーション、
左右の均整がとれたシンメトリーに拘ることが、
チャンピオンの条件だったのです。

彼がステージ上で得意にしていたのが、
両腕を頭上に高く伸ばし、
上体の逆三角形を強調するポーズだったのですが、
このポーズは、巨大な筋肉とバランス、
プロポーションがあって様になるポーズであり、
他のボディビルダーが同じポーズをとっても、
筋量もバランスも十分でないため様にならないのです。

このポーズはセルジオの代名詞となり、
彼のボディビル哲学を最も良く現しているものですが、
今でも「オリバーポーズ」として受け継がれ、
筋量の豊富なバルク型のボディビルダーたちが、
このポースを真似して取り入れています。

セルジオが活躍していた当時は、
まだ近代的なマシン類はほとんどなかったため、
専らバーベルとダンベルによるトレーニングでしたが、
もし彼が現代にタイムスリップして、
今の進歩した科学的なトレーニングを行ったとしたら、
彼の肉体はもっと凄いものになっていたと思います。

当時彼は、決して恵まれた環境にはいなかったようです。
彼は警察官として、シカゴ市警に勤務していたのですが、
当然勤務は危険を伴うハードなものであり、
生活のリズムもかなり不規則であったようです。

犯罪や事件が起こったりすると、
1日12時間以上勤務することは当たり前であり、
徹夜での勤務も度々あったようです。

しかし彼は、その傍ら、
1週間に5~6日のトレーニングを、
1日に2~3時間も行っていたのです。
睡眠時間も平均3~4時間だったそうです。

当時は長時間の量の多いトレーニングが主流であり、
彼もその流れに乗っていたのだと思いますが、
そういった厳しい環境の中で成功できたのは、
それだけの強靭な肉体と精神力、
ボディビルに対する熱意と情熱があったからだと思います。

さて、今回は「セルジオ・オリバ」について紹介しましたが、
そんな彼も、2012年に腎不全のため71歳で亡くなりました。
銃で撃たれても死ななかった不死身な男も、
最後は病には勝てなかったわけですが、
間違いなくボディビル史に残る伝説の人物の1人です。

それでは最後に、
セルジオ自身が語っていた言葉で締め括りたいと思います。
トレーニングとはどうあるべきか、
その答えが凝縮された言葉だと思います。

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バーベルをきつく握ると、
私の体はトレーニングで爆発し始めます。
その後2時間は、周囲のことは何も聞こえず、
何も見えない状態になります。
ただ、血が急激に筋肉中に流れるのを感じています。
集中力が高まれば、たとえジムが崩壊しても、
私には関係ないのです。
そのときの私には、明日とか明後日とか、
先のことは頭になく、今、この瞬間が全てなのです。

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