ステロイドによる筋肉増強効果について - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

ステロイドによる筋肉増強効果について


筋肉をつける効果的な筋トレ



こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、ステロイドによる筋肉増強効果について、
お話したいと思います。

実は先日、実際にステロイドを使用している方から、
直接お話をお伺いできる機会がありまして、
現在のトレーニング法や実際の筋肉増強効果などについて、
リアルな話を聞くことができました。

その方(Kさん)は現在37歳でトレーニング歴が17年なのですが、
5年前まではボディビルコンテストにも出場していた方です。
しかし、コンテストでの審査基準と自らの理想にギャップを感じ、
現在はコンテストには出場せずに、
自らの理想を追い求めてトレーニングされている方なのです。

現在のKさんのサイズは既に日本人離れしており、
コンテスト出場予定はないので脂肪は乗っている感じですが、
身長173cmで体重が102kg、上腕囲(コールド)が48cm、
大腿囲が76cmであり、外見はかなりデカイ印象です。
また、ベンチプレスのMAXが185kg、
スクワットのMAXが240kgであり、筋力も相当強いです。

Kさんの追い求める理想の肉体とは、
極限まで筋肉を大きくしたバルク型の肉体であり、
人間離れした怪物的な肉体なのです。

Kさんの中では、とにかく筋肉を大きくすることが最優先であり、
バランスがどうのとかシンメトリーがどうのとか、
ボディビルコンテストの審査基準にあるような、
そういった肉体の美しさは関係ないのです。

いちいちそういったことを考えながら筋肉をつけるのではなく、
とにかく単純に筋肉を大きくしたいのです。
どこまで自分の筋肉が大きくなるかを追求していきたいのです。
これがKさんがトレーニングを行う目的なのです。

さて、そんなKさんなのですが、
3年前からアナボリックステロイドを使用しているそうです。
使用し始めた理由としては、
ナチュラルな状態でトレーニングしていたのでは、
自分の追い求める理想の肉体には辿り着けないからだそうです。

もちろん副作用の危険性も認識していたとのことですが、
副作用による健康被害のリスクよりも、
筋肉を極限まで大きくしたいという欲望の方が強かったようです。

また、ボディビルコンテストにおいては、
ステロイドの使用は禁止されていますので、
当然コンテストに出場する人たちは使用はできませんが、
Kさんはコンテスト出場を止めたことで、
使用を禁止する必要性がなくなったということも、
ステロイド使用に走らせた要因となったようです。

そういった理由からステロイドを使用し始めたわけですが、
もし、ステロイド使用による副作用が出たとしても、
全てを自己責任として受け止める覚悟はできているとのことです。

ただし、ステロイドの使用に当たっては、
いろいろ調べて安全な摂取量とサイクルで使用しているため、
今のところ副作用は特に出ていないとのことです。
それよりも、ステロイドの筋肉増強効果に驚いているとのことです。

では、Kさんは現在、どのようなトレーニングをしているのかですが、
ステロイド使用前と比べて、全体の量がかなり多くなったようです。
頻度としては、3日やって1日休む「3オン1オフ」のままだそうですが、
ステロイドを使用し始めてからは、
各部位に対する種目数、セット数を増やしたそうです。
これは、ステロイドによって筋肉の回復力が飛躍的に高められ、
その分筋肉増強が促進されると踏んだからだそうです。

そして、この考え方は見事に的中したようであり、
ステロイドを使用し始めて2ヶ月後には、
体重が7kg増加し、上腕囲も大腿囲も太くなったそうです。

初心者が2ヶ月で体重が7kg増加するのは珍しくありませんが、
Kさんは既にボディビルダーとしての肉体であったわけですから、
そのレベルにある人が、2ヶ月で体重が7kg増加したというのは、
ナチュラルでやっていたらなかなか考えられないことであり、
相当凄いことなのです。

Kさんの現在のトレーニング法について具体的に言いますと、
1日目…胸・肩・上腕三頭・腹
2日目…背・上腕二頭・前腕
3日目…大腿四頭・大腿二頭・カーフ
4日目…休み
のサイクルであり、
1回のトレーニング時間は2~3時間だそうです。
トレーニング中は誰ともしゃべらず、
集中して黙々とトレーニングしているそうです。

各部位のプログラムについても教えてもらったのですが、
普通の人がやったら回復が追い付かず、
すぐにオーバートレーニングになってしまうような、
凄まじい量とボリュームのプログラムでした。

たとえば、胸のトレーニングとしては、
(1)バーベルベンチプレス 3~10レップ×7セット
(2)フラットダンベルプレス 6~10レップ×3セット
(3)フラットダンベルフライ 6~10レップ×3セット
(4)バーベルインクラインプレス 3~10レップ×5セット
(5)インクラインダンベルプレス 6~10レップ×3セット
(6)インクラインダンベルフライ 6~10レップ×3セット
(7)ウエイテッドディップス 6~10レップ×5セット
を行うそうです。

全部で7種目、合計29セットとかなり量が多く、
胸のトレーニングだけで1時間くらいかかるそうです。

たとえば、バーベルベンチプレスの組み方としては、
最初に60kg×10レップからスタートし、
セットが進むごとに40kgずつ重くしていき、
180kg×3レップまで上げたら、
そこからは20kgずつ落としていくというやり方です。

つまり、60kg、100kg、140kg、180kgと上げた後に、
160kg、140kg、120kgと落としていくということです。
セット間のインターバル時間は特に決めておらず、
次のセットに挑む気力が戻るまで休むそうです。

1種目目のバーベルベンチプレスにおいて、
既に大胸筋全体が疲労し温められているので、
2種目目からはウォームアップセットなしで、
最初から高重量を使って限界まで追い込むそうです。

なお、バーベルベンチプレスにおいては、
180kgのセットからは補助者に付いてもらい、
自力で限界まで挙上した後に強制的に1~2レップ追加する、
フォースドレップ法を行っているそうです。

Kさんのトレーニングは、どの部位においても、
凄まじい量とボリュームになっているのですが、
ステロイドを使用することで筋肉の回復力を高め、
筋肉増強に繋げていくことができているようです。

もちろん、トップクラスのボディビルダーの中には、
ステロイドなど使用せずに、
同じようなトレーニングをこなしている人もいますし、
驚く程デカイ筋肉をしている人もいますので、
一概にステロイド無しでは無理だとは言えませんが、
ただし、Kさんのように、実際に使用して、
その効果を実感している人が多いのも事実なのです。

私はステロイドは使ったことはありませんし、
今後使う予定もありませんが、
確かな事実として、
ステロイドの筋肉増強効果は相当高いということです。
そして、副作用のリスクを抑えながら、
筋肉増強効果を得る方法も出回っているということです。

実際、海外のプロボディビルダーたちは、
当たり前のようにステロイドを使用していますし、
ナチュラルな状態では到底辿り着けない、
モンスター級の驚くべき肉体をしています。

しかし、彼らにとっては、
ボディビルはビジネスでありお金儲けの手段なのです。
ですから、副作用のリスクを考えるよりも、
コンテストで勝って賞金を得ることの方が重要なのであり、
その結果スポンサーを獲得することの方が重要なのです。

ただし、全てのプロボディビルダーがそうだと言うわけではなく、
中には本当にナチュラルで頑張っている人もいるでしょうし、
今回のKさんのように、純粋に筋肉を大きくしたいと思って、
ステロイドを使用している人もいるかと思います。

ですから、ボディビルをビジネスとして考えるというのは、
現実としてそういった傾向が強いということであり、
決してそうした考え方を否定しているわけではありません。

ですが、私自身としては、
やはりステロイドの使用には賛同できないところがありますし、
ボディビルとは、生涯に渡って健康であり続けるための、
唯一の生涯スポーツであると考えています。

ですから、副作用のリスクを背負ってまで、
筋肉の発達を優先させたいとは思いませんし、
もし副作用が出てしまったら、
自分がどんどん壊れていってしまうのです。
それでは何のために鍛えてきたのか、
やってきたこと全てが台無しとなってしまいます。

実際、ステロイドの副作用に苦しんでいる人も大勢いるのです。
副作用でホルモンバランスが狂い、
肉体面にも精神面にも重大な悪影響が出ているのです。
中には、肝機能障害やガンを発症した人もいますし、
体がボロボロとなり車椅子生活をしている人もいます。

そういった深刻な副作用が確認されているからこそ、
あらゆるスポーツ競技において、
ステロイドの使用は禁止されているのです。

今回ご紹介したKさんは、そういったリスクを承知の上で、
自らの意思でステロイドの使用を決めたわけですから、
それはそれで良いと思いますし、
その決断を否定するつもりはありません。

ですが、もしあなたがステロイドに興味があり、
使用するかどうか迷っているとしたら、
今回のKさんのような覚悟があった上で、
使用を決断できるかどうかということです。
もし副作用が出たとしても、自己責任として、
受け止められるかどうかということです。

単なる興味本位で、軽い気持ちで使用したのでは、
何かあったときの代償は大きく、
身も心もボロボロとなり、
立ち直ることができなくなってしまうのです。


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