筋肉についている腱の働きとは? - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

筋肉についている腱の働きとは?





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、筋肉についている腱(けん)の働きについて、
お話したいと思います。

腱については、筋肉についていることは知っていても、
いったいどんなものなのか、
いったいどんな働きがあるのか、
そこまでは知らないという人が多いかと思います。

しかし実は、腱とは身体の運動能力と深く関わっており、
スポーツにおけるパフォーマンス向上に、
非常に重要な役割を担っているものなのです。

ではまず、「腱」とはいったい何なのかですが、
腱とは、タンパク質(主にコラーゲン)の結合組織であり、
硬いゴムのような弾性体をしています。

そして、筋肉の両端についていて、
筋肉と骨をつなぐ役目をしているのです。

つまり、筋肉の両端に腱がないと、
いくら筋肉を収縮しても骨を動かすことができず、
身体を動かすことができないのです。

人間が身体を動かす仕組みとは、
(1)筋肉が収縮する
(2)腱が骨を引っ張る
(3)骨が関節周りに回転する
上記(1)→(2)→(3)という流れで起こります。

以上が「腱」の正体なわけですが、
実は、この腱の使い方が上手な人ほど、
スポーツにおける身体の運動能力が高くなり、
パフォーマンス向上に役立つのです。

サッカーでも野球でもバスケットボールでも、
あらゆるスポーツの競技動作においては、
身体のバネを生かした動きが重要になってきます。

体操選手が連続してバク転をしたり、
バスケットボール選手がダンクシュートをしたり、
まるで身体の中にバネが入っているかのように見えますが、
実は、彼らの身体には「強靭なバネ」が入っているのです。
その「強靭なバネ」を使うことによって、
あのようなダイナミックな跳躍動作が可能になるのです。

もちろん、本物のバネが入っているわけではありませんが、
実は、「腱」が「バネ」の役割をしているのであり、
つまり、「腱」を上手に利用することで、
バネのある動きを可能にしているのです。

よく言う「バネのある筋肉」とは、
この腱というバネを上手に利用した動きのことを、
そのように表現しているのだと思います。

この腱(バネ)を利用した上手な身体の使い方、
力の発揮の仕方は、あらゆるスポーツの基礎であり、
この基礎がきちんとできていれば、
どんなスポーツでも上手にこなすことができるのです。

小中学生のころ、クラスに一人くらいは、
足が速くて、どんなスポーツでもそつなくこなす、
いわゆるスポーツ万能な生徒がいたと思いますが、
そういう生徒は、既に子供のころから、
この腱(バネ)を利用した身体の使い方ができていたのです。

では、大人になってからでも、この腱(バネ)を利用した、
基礎的な身体の使い方を向上させることは可能なのか、
その点について説明したいと思います。


体操選手が既に幼少のころからバク転をしたり、
高く弾むようなジャンプをしたりできるように、
基礎的な身体の使い方を身に付けるには、
出来るだけ年齢が早い時期からの方が有利です。

しかし、大人になってからでも、
トレーニングによって腱(バネ)を強化し、
基礎的な身体の使い方を向上せることは可能です。

バネを利用した基礎的な身体の使い方のカギは、
反動を使った動作にあります。
反動動作を巧みに使うことで、
基礎的な身体の使い方を向上させることができ、
スポーツにおける運動能力を高められるのです。

バク転をするにしても、高くジャンプするにしても、
反動なしで行うことは絶対に不可能であり、
反動を巧みに利用しながら力を発揮することで、
しなやかなバネのある動きを生み出すことができるのです。

筋トレにおいては反動は使うべきではないなどと、
今だにそのような古い考え方をしている人も多いですが、
反動を使った方が、反動を使わないで動作するよりも、
ずっと大きな力を楽に安全に発揮できるのです。

打つ動作をするにしても、投げる動作をするにしても、
全身の反動を使ったうねり動作をすることで
遠くへ飛ばしたり投げたりすることができるのです。
反動を上手に使うことができないと、
手打ち、手投げになってしまうのです。

スポーツにおける運動能力の向上には、
反動動作が必要であることは明らかであり、
要は、反動動作の上手下手が、
スポーツの上手下手を決めるカギになっているのです。

いくら筋肉が大きくても、反動動作が下手だと、
スポーツを上手にすることはできないのです。

では、この反動動作を上手に行うためには、
いったいどうすればよいかですが、
要は、「腱のバネ作用を利用する」ということです。

たとえば、高くジャンプしようとする場合、
一度しゃがみこんでから、
その反動を利用してジャンプしますが、
しゃがみこんだときに、
筋肉(大腿四頭筋)は一度引き伸ばされます。

そして、筋肉(大腿四頭筋)が引き伸ばされると、
筋肉の両端についている腱(バネ)も引き伸ばされ、
弾性エネルギーを蓄えることになるのです。

そして、この蓄えた弾性エネルギーを利用することで、
つまり、しゃがみこむ反動を利用することで、
その直後、瞬間的に筋肉の強い収縮が自動的に起こり、
高くジャンプすることができるのです。
これが、「腱のバネ作用を利用する」ということです。

ですから、ジャンプ力を向上させるためには、
この「腱のバネ作用」を利用した動作が必要であり、
たとえば、「スクワットジャンプ」や「スプリットジャンプ」、
前や横への「バウンディング」や「ホッピング」など、
全身の反動を使った種目が有効になってくるのです。

こういった種目は専門性の高い種目になってきますので、
一般の人にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、
競技アスリートのトレーニングにおいては、
ほとんどの選手が取り入れている種目であり、
バネのある動きを生み出す上で重要になってくるのです。

今回は、腱の働きについてお話しましたが、
スポーツにおける運動能力を向上させる上で、
腱のバネ作用を利用することがいかに重要であるか、
お分かり頂けたかと思います。

野球でもサッカーでもバスケットボールでも、
あるいは、陸上競技でも格闘技でも、
バネのある動きを必要としない競技などありません。
全ての競技においてバネのある動きは必要であり、
それが上手にできるかどうかが、
スポーツにおける運動能力向上のカギになっているのです。



★今すぐ筋肉をつけたい人はこちら
⇒たった1ヶ月で5kgの筋肉をつける!! 【最短マッスルボディ養成講座】



★更に上を目指したい人はこちら
⇒3ヶ月で極限まで筋肉をデカくする!! 【メガマッスルプロジェクト】



スポンサーサイト