食べていないのに体重が減らない理由 - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

食べていないのに体重が減らない理由





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「食べていないのに体重が減らない理由」について、
減量中の生体機能に着目してお話したいと思います。

コンテスト当日のボディビルダーの体脂肪率は極めて低く、
平均4~6%となり正に「皮一枚」といった状態になります。
体脂肪率がここまで低くなると、
筋肉の上に皮膚が張り付いている感じであり、
皮膚が透き通って筋繊維が見えるのではないかと思うほどです。

私も体脂肪率5%以下まで絞った経験がありますが、
下腹や太ももの内側まで血管が浮き出てきて、
自分で見ていてグロテスクな感じでした。

しかし、こういった体の状態というのは、
コンテストビルダーにとっては理想的かもしれませんが、
一般的には決して健康的とは言い難い面もあります。

本来、私たちの体は「皮一枚」になることを想定していませんし、
実生活においてそこまで体脂肪を減らす必要性がないのです。

つまり、コンテストビルダーの人たちは、
健康のために減量しているのではなく、
コンテストで勝つために減量しているのであり、
一般的には健康的ではないとしても、
コンテストのための体を作ることを優先させているのです。

さて、そこまで厳しい減量を行うボディビルダーたちであっても、
減量期間中を通じて一定のペースで脂肪が減っていくわけではありません。
途中で何度も体重が減らなくなる停滞期に陥ることもありますし、
特に、減量が進み体脂肪率が7~8%まで下がってくると、
そこから更に1~2%落としていくのは本当に大変なのです。

そもそも体にとって想定外なことをやろうとしているのですから、
減量における特殊な状況に陥ってくるわけです。

そして、そういった想定外の状況の中で、
減量の大きなハードルとなるのが、
「ホメオスタシス(生体恒常性)」という機能なのです。

体脂肪率が7~8%まで下がってくると、
ほとんど絶食に近いような減量をしても、
全く体脂肪率が下がらないことがあるのですが、
こういった状況も、「ホメオスタシス」によるものなのです。

つまり、「ホメオスタシス(生体恒常性)」とは、
身体を一定に維持しようとする働きのことであり、
例えば、熱い物を食べたときに汗をかいて体温を下げたり、
逆に冷たい物を食べた時に体を震わせて熱を生み出したり、
そういったことも「ホメオスタシス」によるものです。

ですから、体脂肪率が7~8%に下がった状態においては、
身体は、もうこれ以上体脂肪を減らすのは危険だと察知し、
「ホメオスタシス(生体恒常性)」の働きにより、
身体が守りに入っているわけです。

こうなると、絶食に近いような減量をしても、
なかなか体脂肪率は下がらなくなってしまうのです。

本来、身体を一定に維持させることは生きていく上で重要なことであり、
それ以上無理をすると健康を害する危険性も出てくるのです。

しかし、コンテストで勝つために減量しているボディビルダーにとっては、
多少のリスクは覚悟の上で、この壁を打ち破る必要が出てくるのです。
つまり、「ホメオスタシス」のハードルを越えるための工夫が
必要となってくるのです。

では、どのようにして、「ホメオスタシス」のハードルを越えるかですが、
ここで重要になってくるのが「身体への刺激」です。
身体が驚くような強いショックを与えるということです。

例えば、一食だけ好きなものをお腹いっぱい食べてみるのです。
焼肉でもラーメンでもお寿司でも、
そのときだけは減量のことは忘れて自由に食べてみるのです。
一食ドカ食いしたくらいで体脂肪が増えることはありませんので、
デザートの甘いものも含めて食べていいのです。

すると、今までエネルギーがもらえないと判断し、
エネルギーを使わないで済むよう守りに入っていた身体が、
突然の大量なエネルギーの供給にビックリし、
身体の守りを慌てて解除しようとするのです。
そしてエネルギーをどんどん使おうと考え方を変えるのです。

いったんエネルギー燃焼に火が付けば、
翌日からまた厳しい減量に入ったとしても、
身体の守りが解除されているため、
エネルギーが燃焼されやすくなるのです。
そして、体脂肪率を更に下げることができるのです。

ただし、さすがにコンテスト直前の時期になってくると、
まだ体が完全に仕上がっていない状態で沢山食べてしまうのは、
たとえ一食とはいえ不安に思う人もいるでしょう。

そこで、そのような場合にお勧めしたいのが「BCAA」になります。
通常「BCAA」は、トレーニング前や最中に摂りますが、
「ホメオスタシス」のハードルを越えるためには、
トレーニングしない日も含めて、もっと頻繁に摂るようにするのです。

「BCAA」には、身体のエネルギー不足を補い、
筋肉の消耗を防ぐ効果があるのですが、
減量時において身体が守りに入ったと判断された時点で、
「BCAA」の使用頻度を多くすることで、
効果的に「ホメオスタシス」のハードルを越えることができるのです。

たとえば、減量の追い込みの時期には、
「BCAA」を1日に5~6回、1回3~5グラムを、
起床直後やトレーニングの前後、就寝直前などに、
水で飲むようにすると効果的です。

さて、今回は、コンテストビルダーの減量を例として、
「ホメオスタシス」の壁を打ち破る方法について説明しましたが、
これは、一般的な減量においても考え方は同じであり、
ほとんど食べていないのに体重が減らないような場合には、
やはり「刺激」が重要になるのです。

食事にしてもサプリメントにしても、
身体が守りに入ってきたタイミングでどう変えていくか、
どう刺激を与えて脂肪燃焼を再び促進させるか、
そういったことが、更に高いレベルの体を目指す上で
大切になってくるのです。


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