高重量トレーニングしているのに筋肉が大きくならない理由 - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

高重量トレーニングしているのに筋肉が大きくならない理由





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、高重量トレーニングしているのに筋肉が大きくならない理由について、
極めて重要なポイントをお話したいと思います。

基本原理としては、筋力と筋肉の大きさは比例していますので、
当然高重量を扱えるようになればなるほど、
筋肉も大きくなっていくということになります。

しかし、中には、いくら高重量でトレーニングしていても、
なかなか筋肉が大きくなっていかないという人もいます。

もちろん筋力が伸びてすぐに筋肥大が起こるわけではなく、
そこにはタイムラグが生じますので、
実際の筋肥大を感じるのは、筋力が順調に伸びていれば、
その数週間後~1ヶ月後になってきます。

しかし、高重量でトレーニングしているにも関わらず、
もし数ヶ月たっても一向に筋肥大しないというのであれば、
筋肉が的確に負荷を受けていないことが原因であると考えられます。

いくら高重量でトレーニングしていたとしても、
ターゲットにしている筋肉に対して、
しっかりと負荷がかかっていなければ、
疲れるだけで筋肥大につながらないということです。

これは、背中や上腕二頭筋など、
プル系種目においてよく見られることなのですが、
たとえば、バーベルアームカールにおいて、
いくら50kgの高重量で行なっていたとしても、
実際に上腕二頭筋にかかる負荷が20kgになってしまっていたら、
20kgの負荷に応じた筋肥大しかしないということです。

つまり、「高重量トレーニング=筋肥大」というような単純なものではなく、
そこには、「対象筋に対して的確に負荷がかかっている」という、
前提条件があるのです。

実際、バーベルやダンベルでアームカールを行う場合、
同じ重量を用いていたとしても、フォームの善し悪しによって、
上腕二頭筋にかかる負荷の大きさには差が生じてくるのです。

50kgのバーベルで行なっていても20kgの負荷しかかからないのであれば、
30kgのバーベルで25kgの負荷がかかった方が筋肥大効果が高いということです。
これが高重量トレーニングの落とし穴なのです。

少しでも重い重量を使おうとするあまり、
最も重要な「対象筋に対して的確に負荷をかける」ことをおろそかにし、
重さだけを追求しようとしてしまっているのです。
実際こういう人が非常に多くいるのです。

高重量トレーニングをしているのに筋肉が大きくならないという人は、
ここのところをもう一度よく見直すべきなのです。
ベントオーバーロウイングをしていて、
広背筋にしっかりと負荷がかかっていると感じていますか?
アームカールをしていて、
上腕二頭筋にしっかりと負荷がかかっていると感じていますか?

もし、対象となる筋肉に効いていないと感じるのであれば、
折角の高重量トレーニングが無駄になっているということであり、
すぐにフォームの改善を図る必要があるのです。

そのまま悪いフォームで重量だけ増やしたとしても、
筋肥大効果が高まるわけではありませんし、
怪我のリスクが高まってしまうだけです。

かといって、軽い重量を使えと言っているわけではありません。
筋肥大させるのに高重量トレーニングは必要不可欠ですが、
対象筋にしっかりと負荷のかかるフォームにした上で、
できる限りの高重量を使うべきだということです。

筋肉が負荷の大きさを感知する際には、
この負荷は50kgだと数字で認識しているわけではありません。
あくまで筋肉がどう感じるかなのです。
いくら高重量を使用していても、筋肉が感知できる負荷が小さければ、
その分の筋肥大効果しか得られないということです。

50kgのバーベルアームカールをしていたとしても、
上腕二頭筋が感知できる負荷の大きさは、
上腕二頭筋にどれだけの負荷がかかっているかによるのです。
使用重量がそのまま対象筋に対する負荷の大きさになるのではなく、
その内どれだけの負荷を対象筋にかけられるかなのです。

では、対象筋にしっかりと負荷をかけるフォームとは、
いったいどのようなフォームなのかですが、
ここで勘違いしないでもらいたいのは、
筋肉を意識しながらゆっくり動かすというような、
そういった一般的なフォームではないということです。

筋肉が感知できる負荷とは、
意識によって変えられるものではありません。
30kgのバーベルでアームカールをしているとしたら、
どんなに意識しても、筋肉が感知できる負荷が、
50kgになったり、60kgになったりすることはありません。
もし意識によって負荷が変えられるのなら、
鉛筆を持ってアームカールしていても、
上腕二頭筋を太くすることが可能だということです。
しかし、そんなことは実際にはあり得ません。

つまり、筋肉にかかる負荷を大きくする上で、
使う筋肉を意識するという行為は意味がないのです。
一般的には、軽い重量でも筋肉を意識して動作すれば、
筋肥大効果が高まるなどと言われていますが、
実際には、5kgのダンベルを使っている限り、
どんなに意識しても筋肉にかかる負荷がそれ以上になることはなく、
10kg、15kgと段階的に増やしていかない限り、
筋肉にかかる負荷を大きくしていくことはできないのです。

また、ゆっくり動かしたとしても、
筋肉にかかる負荷を大きくすることはできません。
ゆっくり動かしたら逆に発揮できる筋力は小さくなりますから、
筋肉にかかる負荷も小さくなってしまうということです。

ゆっくり動かした方が効くと感じるのは、
実際の負荷が大きくなったからなのではなく、
わざと苦しくしているだけなのです。
本来もっと楽に動かせるはずの重量なのに、
自分でわざわざ苦しくなるように、
あえて筋力を抑えて動作しているだけなのです。

筋力をセーブしてわざと苦しくなるように動かしているのに、
どうして筋肉にかかる負荷を大きくすることができるのでしょうか?
筋力をセーブしてしまったら、
筋肉にかかる負荷を大きくできるはずがありません。

ゆっくり動かしたら筋力が発揮しづらくなるのは当たり前のことです。
大谷投手が160キロ以上の剛速球を投げられるのは、
全力スピードで腕を振り大きな筋力を発揮しているからであり、
それだけ大きな負荷が球にかかるからなのです。
もしゆっくり腕を振っていたら投げられるはずがないのです。

ですから、筋肉にかかる負荷を大きくする上で、
ゆっくり動かすという行為も意味はないのです。
ゆっくり動かした方が効くと感じるのは、
実際の負荷が大きくなっているわけではなく、
精神的なストレスが大きくなっているだけなのです。

ですから、筋肉にかかる負荷を大きくするフォームの場合でも、
高重量を全力スピードで動かすという基本動作は同じであり、
その上で、筋肉にかかる負荷を大きくしていくということです。

たとえばバーベルアームカールにおいて、
高重量になってくると反動を使って動作すると思いますが、
反動自体は使ってもらって全く問題ないのですが、
反動を使ってトップの位置までバーベルを巻き上げたあとが大切なのです。

山本式筋トレでは、この位置を最大筋収縮位置と言うのですが、
この最大筋収縮位置で、どれだけ大きな負荷を受け止められるかが、
上腕二頭筋の発達を決めるのです。

折角トップの位置まで高重量のバーベルを巻き上げても、
そこでのフォーム(姿勢)が悪いと、
上腕二頭筋に大きな負荷をかけることができず、
疲れるだけで筋肥大効果は高まらないのです。

では、高重量のバーベルを巻き上げたあと、
トップの位置でどのようなことを注意しなければならないかですが、
トップの位置で筋肉が負荷を受け止めるには、
最低でも3秒間は最大筋収縮を持続させる必要があります。

つまり、巻き上げたあとすぐに下ろしてしまっては、
最大筋収縮を持続させることができず、
筋肉が十分な負荷を受け止めることができないのです。

高重量でガンガンやるのはいいのですが、
単なる上げ下げだけの動作では、
筋肥大効果を高めることができないのです。

また、トップの位置での姿勢も大切になってきます。
筋肉に対して的確に負荷が伝わらない姿勢のままでは、
いくら3秒間持続させても効果は低いのです。

詳しくは山本式筋トレで学んで頂きたいのですが、
ポイントだけ確認しておきますと、
ターゲットになる筋肉に大きな負荷をかけるには、
その筋肉の最大筋収縮位置まで負荷を運んだら、
筋肉に対して的確に負荷が伝わる姿勢をとった上で、
最低3秒間は最大筋収縮を持続させる必要があるということです。

なかなか文章だけではイメージしにくいかもしれませんが、
ここでお話したことは、筋肥大させる上で極めて重要なことであり、
私のマニュアルにおいても最重視していることなのです。

以上、今回は、
高重量トレーニングにおける筋肥大のポイントについてお話してきましたが、
「高重量トレーニング=筋肥大」というような単純なものではありませんので、
高重量トレーニングをしているのに筋肉が大きくならないと悩んでいる人は、
ターゲットの筋肉に対してどれだけ大きな負荷をかけられているか、
その点をもう一度よく見直してほしいと思います。


★今すぐ筋肉をつけたい人はこちら
⇒たった1ヶ月で5kgの筋肉をつける!! 【最短マッスルボディ養成講座】



★更に上を目指したい人はこちら
⇒3ヶ月で極限まで筋肉をデカくする!! 【メガマッスルプロジェクト】



スポンサーサイト