山本KID徳郁お勧めの筋トレ器具 - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

山本KID徳郁お勧めの筋トレ器具





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「バーンマシン」というトレーニング器具を紹介したいと思います。
このマシンは、格闘家の山本KID徳郁選手が愛用しているということで、
以前から人気が高く、利用者も大変多いようですね。






さて、この「バーンマシン」ですが、
上記HP内の動画をご覧頂くとお分かりのように、
約5.5kgあるマシンのグリップを両手で握り、
フォームを維持しながら速く連続回転させることで、
上半身全体を効率よく鍛えることができるというものです。

初心者の方は、20秒×3セットが基本のようですが、
実際に使用したことのある方の感想としては、
普段から定期的に筋トレをされている方でも、
最初は20~30秒を1セットやっただけでも相当キツく、
腕や肩がパンパンになり動かせなくなるそうです。

では、なぜ、バーンマシンを使って鍛えると、
短時間でそれほど筋肉を疲労させ追い込めるのか、
あまり深く知らないという人も多いと思いますので、
その原理について考えていきたいと思います。

ただし、これからお話しすることは、
バーンマシンの開発者が言っていることではなく、
あくまで私の個人的な見解になりますので、
その点についてはご承知置きください。


バーンマシン



では、まず、バーンマシンによる筋肉疲労の正体についてですが、
バーンマシンを長時間動かし続けると、
腕や肩の筋肉が疲労してパンパンになってきますが、
それは、筋肉内に乳酸が溜まり、血液の循環を悪くするからです。

しかし、乳酸自体は、決して悪者というわけではなく、
乳酸が分解されることで新しい運動エネルギーが発生しますので、
長時間運動を続けていくためには、乳酸は必要なものなのです。

運動中に溜まった乳酸を分解するためには、
体に酸素を取り込む必要があります。
体に酸素を取り込みながら運動することで、
乳酸が分解され新しい運動エネルギーが生み出されるのです。

マラソンなどのスポーツ競技においては、
この「乳酸の産生→乳酸の分解」を繰り返すことで、
新しい運動エネルギーが順次生み出され、
筋肉を長時間動かし続けることが出来るのです。

つまり、乳酸とは、筋肉を疲労させる物質ではなく、
分解されることで新しい運動エネルギーを生み出すわけですから、
逆に、筋肉の疲労を回復させるための物質だと言えるのです。

しかし、高重量×低回数で行われる筋トレのように、
短時間で筋肉に大きな負荷がかけられる運動の場合には、
筋肉にかかる負荷が大きすぎるため、
乳酸を分解するだけの十分な酸素の供給が追い付かず、
筋肉内にどんどん乳酸が溜まっていってしまい、
すぐに筋肉が限界となり動かなくなってしまうのです。

ですから、バーンマシンによる筋肉疲労というのは、
1セット20秒程度で筋肉が限界を迎えることから、
高重量×低回数での筋トレ疲労に近いものであり、
短時間で筋肉がパンパンになってくるのは、
筋肉内に溜まった乳酸が原因なのです。

しかし、短時間で乳酸が溜まるタイプの運動というのは、
それだけ筋肉にかかる負荷が大きいわけですから、
筋肉を大きくする効果が高いということになります。
つまり、バーンマシンで鍛えることで、
腕を太くしたり、肩を大きくすることが可能だということです。

また、もう一つ別の観点からお話しておきますと、
バーンマシンで鍛える際には、
両手でマシンを持ち上げたフォームを維持したまま、
小刻みな連続動作で負荷をかけ続けるのですが、
実は、この負荷のかけ方というのは、
筋肉を緊張させたまま負荷をかけ続けることができるため、
筋肥大効果を高める上で、非常に効果的なのです。

これは「山本式筋トレ」においても重視していることなのですが、
筋肉の緊張状態を維持しながら負荷をかけることで、
筋肉に対してより安全に大きな負荷をかけることが出来るのです。

例えば、「山本式ベンチプレス」においては、
最大筋力位置付近の狭い可動域で小刻みなレップを繰り返し、
疲労に伴い可動域はさらに狭くなっていくのですが、
このフォームで行うと、大胸筋の緊張状態を維持したまま動作でき、
肩関節に無理な負担をかけずに高重量を扱うことが出来るのです。

その結果、短期間で胸板もグングン厚くなってくるのですが、
ハーンマシンによるトレーニングというのは、
原理としては、これに近いものだと思われます。

ただし、バーンマシンが万能というわけではありません。
筋肥大を目的としてトレーニングする場合には、
あくまでも、バーベルやダンベルによるトレーニングが主体であり、
バーンマシンはその補助トレーニングとして考えるべきです。

もし、マッチョな筋肉を目指したいという場合には、
バーンマシンによるトレーニングだけでは、
ボディビルダーのような筋肉にはなれないということです。

バーベルやダンベルとの一番の違いはポジションの違いです。
つまり、個々の筋肉に応じた姿勢の取り方ということです。

筋肉に対して的確に大きな負荷をかけるためには、
個々の筋肉に応じた「最大筋力位置」で、
どれだけ大きな負荷をかけられるかが大切になってきます。

例えば、背中に対して的確に大きな負荷をかけるためには、
肘を出来るだけ後方に引く動作が必要になってきます。
肘を後方に引くことで背中の筋収縮が強まりますので、
必ず肘を後ろに引くことを意識しなければならないのです。

山本式ベントオーバーロウイングでは、
上体を床と平行にしたまま腕を垂直に引き上げ、
最大筋力位置で出来るだけ肘を後ろへ高く引くようにしますが、
この肘の動作が伴なわない限り、
背中の筋肉を最大限に刺激することは出来ないのです。

しかし、バーンマシンで背中を鍛えようとした場合、
これと同じ肘の動きをすることは難しく、
もし、バーンマシンを背中の後ろで持って動作したとしても、
不自然な動作になってしまうと思います。

もしかしたら、私の知らない使い方があるのかもしれませんが、
私の知る限りでは、個々の筋肉に応じた最大筋力位置を取るのは、
バーンマシンの形状を見る限りでは難しいと思います。

ですから、バーンマシンというのは、
個々の筋肉をセパレートして鍛えるタイプのマシンではなく、
複数の筋肉を連動して鍛えるタイプのマシンだということです。
上半身全体の筋肉を同時に効率よく鍛えるマシンということです。

個々の筋肉を大きくし、形状を目立たせるためには、
やはり、バーベルやダンベルでのトレーニングが必要なのです。

従って、バーンマシンの筋肥大効果を最大限に引き出すには、
バーベルやダンベルによるトレーニングを行った後に、
バーンマシンによるトレーニングを行うのが効果的だと思います。

バーベルやダンベルでのメニューを一通り行った後で、
バーンマシンによるトレーニングを加えるようにし、
限界まで追い込みをかけるといった感じになります。

今回は、「バーンマシン」について紹介させて頂きましたが、
実際、プロの格闘家の方をはじめ、
多くの方が利用し効果を出している器具になりますので、
是非自分に合った効果的な使い方をして、
バーンマシンのメリットを最大限に生かしてください。



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