テストステロン投与による筋肉増強効果について - 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~

テストステロン投与による筋肉増強効果について





こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、テストステロン投与による筋肉増強効果について、
実際の実験結果をもとにお話したいと思います。

もちろん私自身がテストステロンを投与したのではなく、
これまで研究者たちが行ってきた実験結果ということです。

最初にお断りしておきますが、テストステロンは禁止薬物です。
病気治療で用いられることはありますが、
スポーツ競技においての使用は認められていません。
オリンピックでも厳しいドーピングテストが実施されています。

WADA(世界アンチドーピング機構)でのドーピングテストでは、
強制的に尿を採取しテストステロンの含有率を調べることで、
陽性か陰性かを判定しています。

そして、オリンピックで金メダルを取った選手であっても、
ドーピングテストで陽性反応が出てしまった選手は、
それまでの輝かしい栄冠を剥奪されることになるのです。

これは、ボディビルコンテストにおいても同じです。
日本でも海でもドーピングテストが行われています。
特に日本のドーピングテストは厳しく行なわれており、
検査の結果、陽性となってしまった選手は、
2~4年間の出場停止処分となってしまいます。

また、薬物使用が疑われる選手に対しては、
日本ボディビル連盟アンチドーピング委員会が、
競技外検査として抜き打ちで検査を実施するそうです。

その結果、日本人のボディビルダーのほとんどは、
テストステロンなどの禁止薬物の使用はなく、
クリーンでナチュラルな状態なのです。

では、海外のボディビルダーたちのあの巨大な筋肉も、
全てナチュラルな状態で巨大化したものであって、
テストステロンの投与は一切行われていないのでしょうか?

残念ながらそうではありません…

彼らは、バレないように使っているのです。
バレないための使用量、バレないための使用期間など、
要するに、バレない使い方を知っているのです。

海外にはプロのボディビルダーも大勢います。
プロの人たちにとっては、ボディビルはビジネスであり、
ボディビルで飯を食っているのです。

ですから、彼らは多少のリスクは承知の上で、
コンテストで勝つことを優先させているのです。
健康とか安全よりも、とにかく筋肉の巨大化なのです。

また、ボディビル大会を見に来るお客さんたちも、
モンスターのような巨大な筋肉がお目当てであり、
当然審査基準もバルク(筋肉の大きさ)が重視されており、
上位に入るには人間離れしたバルクが絶対条件なのです。

ですから、特に「Mr.オリンピア」など、
トップクラスのボディビルダーが集結する大会では、
主催者側がそういった事情を考慮して、
テストステロンなど禁止薬物の使用を黙認しているところがあり、
日本のような厳しい検査は行われていないのです。


マッチョビルダー


テストステロン投与による筋肉増強効果は非常に高く、
体重1kg当たり3.5mg程度の微量を週に1回投与するだけでも、
3~6週間後には筋肉増強効果が現れてくるそうです。

海外のトップクラスのボディビルダーの中には、
身長が170cmくらいしかないのに、
コンテスト時の体重が100kgを超えている人がゴロゴロいます。
しかも体脂肪率が3%とか4%の状態でです。

現実として、テストステロンを投与しない限り、
身長170cmそこそこの人が、体脂肪率5%以下で
体重100kg以上の体になるのは到底無理だと思います。

日本人のボディビルダーの大きさとしては、
身長180cm以上の大型ビルダーであっても、
コンテスト時の体重が75~85kgといったところです。
体重90kg以上で仕上がる人はほとんどいません。
これがナチュラルビルダーの限界なのだと思います。

限界というのは語弊があるかもしれませんが、
ボディビルダーがナチュラルな状態で成し得る、
最大限の筋肥大に限りなく近い状態なんだと思います。

テストステロンとは男性ホルモンのことであり、
筋トレなどを行うと、体から自然に分泌されるものです。
ですから、わざわざ投与しなくても、
テストステロンの恩恵は受けられるのです。

しかし、自然分泌を上回る量を投与することによって、
通常よりも短期間での筋肉増強が可能であり、
勝つことを優先させたボディビルダーにとっては、
非常に魅力的なものになってしまうのです。

確かに、巨大な筋肉を求めるボディビルダーたちにとって、
テストステロンの筋肉増強効果は非常に魅力的であり、
実際の効果についても、スポーツ科学の研究者たちによって、
テストステロンを投与した場合の筋肉増強効果について、
より詳細なテータが明らかになってきています。

その中の1つのデータとして興味深いのが、
週に1回の頻度で微量のテストステロンを投与した際に、
3週間後と6週間後に大幅な筋力の向上が見られ、
また、6週目の体重が大幅に増えたということです。
つまり、3週ごとに筋肉増強効果が現れたということです。

この実験で投与されたテストステロンの量とは、
体重1kg当たり3.5mgだったそうですが、
これは一般的な投与量に比べたら少ないのだそうです。

そして、この実験に参加した被験者全員に対して、
4週目と6週目にドーピングテストを実施したそうですが、
週1回の頻度で投与していたにも関わらず、
被験者の半数は陰性の結果だったそうです。

因みに、この実験で実施されたドーピングテストというのは、
WADA(世界アンチドーピング機構)で行われているのと同じ、
尿検査によるテストだったそうです。

つまり、微量であれば、週1回の頻度で投与しても、
バレない可能性が高いということです。

バレなければ使っても良いという訳ではありませんが、
事実として、テストに引っ掛からなかったのです。
しかも、そんな微量であっても、
筋肉増強効果を高めるには十分な量だったのです。

テストステロンのバレない使い方があるのは事実ですし、
実際そういった使い方をして、
ドーピングテストをパスしている人も多くいます。

しかし、この事実を、
“微量であればバレずに筋肉増強効果が得られる”
と安易に解釈してもらいたくはありません。

もしバレなかったとしても、
自分自身やライバルを欺くことになりますし、
健康上良くないことも明らかです。

ですから、外部から投与するのではなく、
いかにナチュラルな状態で分泌量を増やすか、
そのための方法を考えるべきなのです。

テストステロンの分泌量を、
ナチュラルな状態で増やすことが出来れば、
外部からの投与に頼らなくても、
筋肉増強効果を高めることが可能なのです。

モンスター級の巨大な筋肉を作るのは無理ですが、
自分の中の筋肉増強パワーを最大限に引き出すことができ、
筋肉を今よりもっと大きくすることが出来るのです。

そのためには、前回の記事でもお話しました通り、
筋トレは短時間で終わらせる方が良いのです。

短時間で強度の高い筋トレを集中して行う方が、
テストステロンレベルを高く維持でき、
筋肉増強効果を高めることが出来るのです。

筋トレが長時間になればなるほど、
テストステロンレベルは低下していき、
筋肉増強効果も下がってきてしまうのです。

海外のボディビルダーの中には、
1日に3時間も4時間も筋トレをしているのに、
人間離れした巨大な筋肉をしている人もいますが、
あれは、テストステロンを投与して、
強制的に筋肉増強効果を高めているからなのです。

もしナチュラルな状態で同じことをしていたら、
体へのストレスが大きくなりすぎて、
テストステロンの分泌はストップし、
逆にコルチゾール(筋肉分解ホルモン)が大量に分泌され、
筋肉はどんどん削られ小さくなってしまうでしょう。

プロのボディビルダーにとってはボディビルが仕事であり、
ボディビル中心に1日が動いているのであって、
例えば、午前と午後に2時間ずつ筋トレを行ったとしても、
その間に2回食事をして、1時間ほど昼寝もして、
十分な栄養と休養をとることが可能なのです。

ですから、普通のサラリーマンビルダーとは、
ボディビルに取り組める環境自体が大きく違うのです。
プロのボディビルダーたちは、
1日24時間全てを筋肉づくりのために利用しているのです。
何とも羨ましい生活なのです。

つまり、筋肉を大きくするのに十分な環境が整っているのです。
四六時中、筋肉のことばかり考えていられるのです。

その上で、更にテストステロンも投与しているのですから、
あれだけ巨大な筋肉が出来上がっても不思議ではないのです。

今回はちょっとマニアックな話になってしまいましたが、
私自身としては、巨大な筋肉への憧れはありますが、
禁止薬物を使ってまで巨大な筋肉を手に入れたいとは思いません。
ナチュラルであるからこそ価値があるのだと思います。

テストステロンの使用はあくまで自己責任であり選択は自由です。
しかし、安易な考えで手を出すべきではありませんので、
どうしても試したいという場合には、専門家の指導のもと、
無理のない計画を立てて安全に使用するようにしてください。



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