こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

ラグビーワールドカップが開催中ですが、
日本代表が優勝候補の南アフリカ代表に逆転勝利して、
非常に盛り上がっていますね。

そもそも日本代表がワールドカップで勝利したのも
24年振りとのことで、歴史的勝利と称えられています。

現在メディアでもいろいろ取り上げられていますが、
本日は、いま注目されているラグビーにスポットを当て、
ラグビー選手の筋トレについてお話したいと思います。

今回のワールドカップ出場に備えて、
日本代表チームは4ヶ月間の合宿を行ったそうですが、
その間の練習というのが非常に興味深いものであり、
特に筋トレの重要性が目立ったものになっています。

1日の練習メニューの内、
朝、午前中、午後の3回に分けて、
筋トレがメニューに組まれており、
しかも、それが週に5日続くというものなのです。

もちろん、筋トレ以外にも、
相当量の技術的なトレーニングも行うわけですから、
全体のトレーニング量としては、
凄まじいものになっていたと思います。
実際、1日8時間もトレーニングしていたそうです。
それを4ヶ月もの間やり続けてきたのです。

日本代表チームのヘッドコーチの方が、
ワールドカップで勝つために、この4ヶ月間、
世界一厳しい練習をしてきたと言っていましたが、
その中で養われた精神的強さと肉体的強さが、
今回の歴史的勝利につながったのだと思います。

さて、それにしても、これだけ厳しい練習の中で、
しかも、1日に3回も筋トレをして、
オーバートレーニングにならないのかと、
不思議に思う人もいるのではないでしょうか?

常識的に考えて、1日3回×週5日もの筋トレをしたら、
しかも、技術的なトレーニングも相当量行うわけですから、
オーバートレーニングになると思われて当然ですし、
もし、並の選手がこれだけのトレーニングをしたら、
すぐにオーバートレーニングになってしまうと思います。

実際、ヘッドコーチの方も、並の選手だったら、
1ヶ月ももたないだろうと言っていますが、
それだけ過酷な練習を続けてきたということです。

では、なぜ、それだけ過酷な練習を続けながら、
1日3回×週5日も筋トレをして、
肉体を強化してこられたのかというと、
彼らは既に並外れた筋力とパワー、スピード、
スタミナを兼ね備えていたからなのです。

五郎丸選手は3歳からラグビーを始めたそうですが、
そういった長年の弛まぬ努力の結果として、
強靭な肉体とスパ抜けた身体能力が備わっていたのです。

ですから、もともとのベースの部分が違うわけで、
既にそれだけの過酷な練習にも耐えられる肉体と
精神力を持った選手たちだったということです。

そして、そういったハイレベルな選手たちを、
さらにもっと高いレベルに引き上げるには、
それだけ過酷なトレーニングを課す必要があり、
それによってより強い肉体とより高い身体能力を
身に付けることができるということです。

日本代表チームの筋トレ風景をテレビで見ましたが、
ベンチプレスやベントオーバーロウイングなど、
パワー系の種目を高重量で追い込んでいるようでしたし、
既に十分な筋力と筋量が備わっていないとできない、
ハイレベルな筋トレだと感じました。

筋トレメニューの詳細についてはわかりませんが、
・ベンチプレス
・ベントオーバーロウイング
・デッドリフト
・ショルダープレス
・スクワット
といった、複数の筋肉を動員するコンパウンド種目を、
できるだけ高重量で5~20回行う包括的トレーニングが
主体になっていると思われます。

ラグビーで求められる筋力というのは、
瞬間的に大きな力を発揮する爆発的な筋力と、
長く力を出し続ける持久的な筋力の両方が必要です。

ですから、その両方の筋力を得るためには、
反復回数を5~20レップと幅広く設定し、
出来る限り高重量で行う必要があるということです。

たとえば、ウォームアップした後で、
出来る限り高重量で5~8レップ(限界数)×2セット行い、
さらに重量を落として15~20レップ(限界数)×2セット行う、
といったトレーニング法になります。

また、パワーを最大限に向上させるためには、
筋力×スピードの考え方が大切であり、
最初の1レップ目から全速力で爆発的に動かし、
インターバルはできるだけ短くする必要があります。

こういったトレーニングをしていくことで、
筋量、筋力、パワー、スタミナを兼ね備えた、
強靭な肉体を作り上げることが可能となるのです。

ラグビーはスポーツ競技の中でも特に過酷だと思います。
体重100kg以上もあるマッチョな男たちがぶつかり合い、
相手をなぎ倒しながらゴールを目指すわけですから、
それこそ超人並みの肉体がないと体が壊れてしまいます。

そういった強靭な肉体を作る上で筋トレは重要なものであり、
トレーニングの一番のベースになっているのです。
ぶつかり合っても壊れない強靭な肉体があってこそ、
ラグビーの技術が生かされるわけですから、
筋トレによる肉体強化は絶対に欠かせないものなのです。

ラグビーに限らずあらゆる競技種目において、
筋トレの重要性は高まってきていますが、
特にラグビー界においては、
世界に通用する選手の育成とチーム作りのために、
今後益々筋トレの重要性が高まっていくことと思います。

スポンサーサイト