可動域のタグ記事一覧

現在、ネット上には、実に多くの筋トレ方法が出回っています。しかし、そのほとんどは、筋トレの真実から外れたダメ筋トレであり、絶対に信用してはいけません。当ブログでは、本気で筋肉をつけたいと思っているあなたのために、世間に氾濫する筋トレの嘘を暴き、本当に正しい筋肉の鍛え方をお教えします。

タグ:可動域

  • 2018/04/20筋トレ効果が出る人のフォーム

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、大胸筋トレーニングの危険なフォームについて、具体的な種目を挙げて説明したいと思います。大胸筋をトレーニングする上で、90%以上の人が犯している間違いが、可動域の取り方に関してです。ほとんどの筋トレサイトや筋トレ本では、大胸筋への効きが良くなるという理由で、可動域を最大限に広く取るフルレンジを推奨していますが、実は、それが大きな間違いなのであり、非常...

    記事を読む

  • 2017/06/18プレス系種目の正しい可動域

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、「プレス系種目における筋肉疲労と可動域との関係」について、具体的な事例を挙げながらお話したいと思います。プレス系種目とは、腕を伸ばすことで負荷を移動させ、トップの位置(最大筋力位置)へと運ぶ種目のことであり、・ベンチプレス・ショルダープレス・スクワット・腕立て伏せなどが該当します。そして、こうしたプレス系種目においては、筋肉の疲労度が大きくなるに伴...

    記事を読む

  • 2017/06/13手首・足首の可動域について

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、「リストカール」「カーフレイズ」の可動域について、正しい考え方をお話したいと思います。先日、ある方から相談のメールを頂いたのですが、リストカールのやり過ぎで左の手首を痛めてしまったとのことで、手首を曲げようとすると角度によって痛みが走り、思うようにダンベルが持てず悩んでいるとのことでした。筋トレにおいて、手首を痛めてしまうケースは良くあり、一度痛...

    記事を読む

  • 2015/03/05フルレンジトレーニング

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、筋トレ動作における重要なポイントについてお話したいと思います。ここをきちんと理解しておかないと、十分な筋トレ効果を得られないばかりか、怪我の危険性も高まってしまうのです。では、そのポイントとは何かと言いますと、「筋肉の伸ばしすぎは危険」ということです。筋トレの動作とは、筋肉が「縮む動作」と筋肉が「伸びる動作」の繰り返しによって行われるのですが、ほ...

    記事を読む

大胸筋トレーニングの危険なフォーム

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、大胸筋トレーニングの危険なフォームについて、
具体的な種目を挙げて説明したいと思います。

大胸筋をトレーニングする上で、
90%以上の人が犯している間違いが、
可動域の取り方に関してです。

ほとんどの筋トレサイトや筋トレ本では、
大胸筋への効きが良くなるという理由で、
可動域を最大限に広く取るフルレンジを推奨していますが、
実は、それが大きな間違いなのであり、
非常に危険な状態を作り出すことにもなってしまうのです。

大胸筋というのは、腕を伸ばすことで収縮します。
腕立て伏せにおいてもベンチプレスにおいても、
両腕を伸ばすことで大胸筋が収縮し力を発揮するのです。

あるいは、両腕を胸の前で閉じる動作をすることで、
大胸筋は収縮し固く緊張していきます。
例えば、ダンベルフライでは、
両腕が閉じられるに従って大胸筋が収縮していきます。

大胸筋をトレーニングする際には、
こうした大胸筋が収縮するポジションをつかみ、
その位置に合わせて負荷をかけていくことが、
筋肉を発達させる上で重要になってきます。

筋肉が強く収縮する位置に合わせて大きな負荷をかけることが、
筋トレにおける正しい負荷のかけ方なのであり、
そうすることで、効率的で安全な筋トレが可能となるのです。

ところが、ほとんどの人はこのことを理解していません。
逆に筋肉を伸展(ストレッチ)させることが、
筋肉の発達にとって重要だと思ってしまっています。

ほとんどの筋トレサイトや筋トレ本では、
筋肉には、収縮時よりも伸展時に負荷をかけた方が、
筋線維の破壊が何倍にもなり筋トレ効果が高まるとされています。
可動域いっぱいまで伸ばすフォームが推奨されているのです。

例えば、「ダンベルフライ」を例にして説明しますと、
腕を広げる際には、体側よりも肘を深く下ろすようにして、
大胸筋にストレッチ感を強く感じることが、
筋トレ効果を高めるポイントだとされています。


危険なダンベルフライのフォーム


しかし、このフォームは非常に危険なフォームであり、
逆に大胸筋の発達を妨げてしまうのです。
ほとんどの人はこのことをきちんと理解していません。

確かに、肘を体側よりも深く下ろすとキツく感じるため、
大胸筋に効いているという感覚になってしまうのです。
しかし、それは大きな間違いなのです。

ダンベルフライにおいては、腕を広げた際には、
肘が体側よりも下がってしまってはダメなのです。
腕を広げるのは、肘が体側と平行な所までで良いのです。


正しいダンベルフライのフォーム


それ以上深く肘を下ろそうとすると、
大胸筋が強く伸展(ストレッチ)されてしまうため、
大胸筋は力を発揮することができなくなり、
筋肉で負荷を受け止めることができなくなってしまうのです。

筋肉とは、伸ばされた状態では力を発揮することができず、
緊張が緩んだ弱い状態になりますので、
そこに突然大きな負荷がかかってしまったら、
筋肉で負荷を受け止めることなどできないのです。

筋肉で負荷を受け止めることができなければ、
関節や腱、スジが筋肉に代わって負荷を受け止めるしかないのです。

つまり、筋肉が伸展した位置で負荷をかけるということは、
筋肉に負荷をかけているのではなく、
関節や腱、スジに負荷をかけているということになるのです。
だから、動作がキツく感じるのです。

そして、実際には筋肉に効いているわけではないのに、
筋肉に効いていると勘違いしてしまっているのです。

関節や腱、スジがいくら頑張って負荷を受け止めても、
筋肉の発達にはつながりませんし、
そのまま続けていたら、関節や腱を痛めてしまいます。

ダンベルフライで関節や腱を痛める人が多いですが、
それはフォームに問題があるからなのです。

正しい可動域で行なえば非常に効果的な種目なのに、
間違った可動域で自ら危険な状態にしてしまっているのです。

ダンベルフライでこうした危険なフォームを推奨している人は、
大胸筋の構造や基本原理をきちんと理解せずに、
自分の感覚だけに頼ってトレーニングをしている人です。

筋肉が発達しやすい人なら、それでも効果はあるでしょうが、
万人に当てはまるわけではありませんので、
多くの人たちは思うように筋肉がつけられず、
しまいには、関節や腱を痛めて終わってしまうのです。

こうしたことは、ダンベルフライに限らず、
ベンチプレスでもプルオーバーでもディップスでも、
大胸筋のほとんどの種目で起こっていることなのです。
更には、肩でも腕でも脚でも背中ても、
全ての部位で起こっていることなのです。

筋トレの真実を外れた「ダメ筋トレ」を続けている限り、
今の体が劇的に変わることはありません。
本気で体を変えたいのなら、筋トレの真実と向き合うべきです。

今回説明した大胸筋の可動域については、
実際、多くの人たちが間違っていることであり、
大胸筋が発達しない大きな原因になっているのです。

正しい可動域で動作することによって、
筋肉への負荷のかかり方が違ってきますので、
今までよりも格段に効くようになってきます。

正しい可動域は、種目ごとにマスターしなければなりませんが、
筋肉を発達させる上では絶対に必要なことになりますので、
本気で筋肉をつけたいと思っているのであれば、
正しい可動域について、しっかりと学んでほしいと思います。

スポンサーサイト

プレス系種目における筋肉疲労と可動域との関係

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「プレス系種目における筋肉疲労と可動域との関係」について、
具体的な事例を挙げながらお話したいと思います。

プレス系種目とは、腕を伸ばすことで負荷を移動させ、
トップの位置(最大筋力位置)へと運ぶ種目のことであり、
・ベンチプレス
・ショルダープレス
・スクワット
・腕立て伏せ
などが該当します。

そして、こうしたプレス系種目においては、
筋肉の疲労度が大きくなるに伴い、
関節可動域が狭くなるということです。
つまり、筋肉が疲労してくると、
腕や膝を曲げられなくなってくるということです。

例えば、バーベルスクワットを、
深くしゃがむと1レップしかできない重量で行った場合、
もし、2レップ目も同じ深さまでしゃがんだら当然潰れます。
同じ重量でレップを続けようとしたら、
しゃがむ深さは、無意識のうちに浅くなっていくばすです。
2レップ目、3レップ目、4レップ目…と続けるのに伴い、
しゃがむ深さも段々と浅くなっていくはずなのです。


スクワット500


これは、ベンチプレスでもショルダープレスでも同じであり、
つまり、筋肉の疲労度が大きくなるに伴い、
関節可動域が狭くなっていくということなのです。


肩プレス500


プレス系種目においては、関節可動域が狭くなるに伴い、
発揮できる筋力は大きくなっていきます。
関節可動域が狭い方が強い力を出すことができるのです。
スクワットであれば、深くしゃがむよりも浅くしゃがむ方が、
より強い筋力を発揮することができ、
より重い重量を扱うことができるということです。

ですから、スクワットで潰れそうになると、
体は、潰れる危険性を察知して、
無意識のうちに関節可動域を狭くして、
より強い筋力を発揮しようとするのです。
これは、体にとって極めて自然な行為なのです。

関節可動域と筋力の大きさの関係について整理しますと、
プレス系種目においては、
・関節可動域が広くなるほど、発揮できる筋力が小さくなる。
・関節可動域が狭くなるほど、発揮できる筋力が大きくなる。
ということなのです。

例えば、深くしゃがむ「フルスクワット」では、
200kg×1レップが限界であっても、
浅くしゃがむ「クォータースクワット」では、
200kg×10レップが可能であったりするのです。

そして、この原理を筋トレのフォームに取り入れることで、
短期間での筋力アップ、筋肥大が可能となるのです。

では、この原理を実際のプレス系種目に応用すると、、
どのようなフォームになるかですが、
要は、1レップごとに関節可動域が狭くなるということです。

ただし、筋力に余力を残して可動域を狭くするのではなく、
どのレップも筋力には余裕がなく、
限界の関節可動域になっているということです。

スクワットで言えば、どのレップも限界の深さまでしゃがんだ上で、
1レップごとにしゃがむ深さが浅くなっていくということです。

例えば、10レップで限界に持っていこうとしたら、
1レップ目が最も深くしゃがめるレップとなり、
2レップ目、3レップ目、4レップ目…と、段々浅くなっていき、
最後の10レップ目が最も浅くなるということです。
最後の10レップ目では、もうほとんどしゃがむことができなくなります。

このフォームを実践しようとしたら、
今までと同じ重量では軽すぎると分かるはずです。
例えば、今まで100kgでフルスクワットを行い、
全てのレップで同じ深さまでしゃがんでいたのだとしたら、
100kgは軽すぎるということです。

適正な重量にするためには、もっと重くして、
フルスクワットだと1回しかできない重量で行うようにするのです。
すると、2レップ目、3レップ目、4レップ目…と、
体は無意識の内に限界の関節可動域を察知し、
少しずつしゃがむ深さが自然と浅くなっていくのです。

つまり、筋肉に対して1レップごとに最大負荷を掛けているのです。
1レップことに、その可動域における最大負荷を掛けながら、
10レップ目に、関節可動域の限界に達しているのです。
関節可動域の限界とは、ほとんど関節を曲げられない状態のことです。

そして、関節可動域の限界に達したときが、
筋肉にとっての限界でもあるのです。
つまりスクワットで言えば、膝を曲げられない状態に達したときが、
筋肉が最も疲労した状態だということなのです。

10レップとも深くしゃがむことができて、
それで10レップ目に限界に達したとしても、
関節可動域の限界に達したわけではないので、
筋肉はまだ余力を残した状態で限界を迎えているのです。

その証拠に、深くしゃがんで限界に達した直後に、
可動域を狭くし、ほんの少しだけしゃがむようにして行うと、
まだ動作を続けることができるのです。

つまり、筋肉にはまだ余力が残っていたのです。
また、関節可動域を狭くしたことで、
それだけ強い筋力が発揮されたのです。

ですから、1レップごとに筋肉に最大筋力を発揮させ、
しかも、余力を残さず追い込むには、
全てのレップで同じ深さまでしゃがめるスクワットではダメなのです。
それだと精神的にはキツく感じても、
筋肉への「効き」は十分ではないのです。

スクワットで本当に効かせるためには、
1レップごとに、その可動域における最大負荷を掛けながら、
最後に関節可動域の限界に達するやり方が必要なのです。

つまり、1レップ目、2レップ目、3レップ目、4レップ目…と、
体が無意識の内に限界の関節可動域を察知し、
少しずつしゃがむ深さが浅くなっていくやり方が必要なのです。
そして、膝が曲げられなくなるまで続けるのです。

この考え方は、ベンチプレスやショルダープレスなど、
他のほとんどのプレス系種目でも同じです、

今回説明したプレス系種目の関節可動域の考え方とは、
山本式筋トレの基本原理でもあるのですが、
山本式ベンチプレスや山本式スクワットを行うと、
使用重量が短期間の内に爆発的に増加するのは、
ここにそのヒントが隠されているのです。

文章で説明だけ読むと難しく感じるかもしれませんが、
実践に当たっては、至ってシンプルな動作方法であり、
筋肉の発達を短期間で最大化させるためには、
初心者の段階から取り組むことが必要になってきます。

今、皆さんが行っているスクワットやベンチプレスは、
本当に正しい方法で行われていますか?
本当に筋肉に効いていますか?

もし効果が今一つと感じているのでしたら、
プレス系種目における関節可動域の考え方をよく理解し、
是非、取り入れてみてほしいと思います。

そうすることで、筋肉への「効き」が格段に良くなり、
今まで経験したことのない筋肉の発達が起こるはずです。

リストカール・カーフレイズの正しい可動域とは

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「リストカール」「カーフレイズ」の可動域について、
正しい考え方をお話したいと思います。

先日、ある方から相談のメールを頂いたのですが、
リストカールのやり過ぎで左の手首を痛めてしまったとのことで、
手首を曲げようとすると角度によって痛みが走り、
思うようにダンベルが持てず悩んでいるとのことでした。

筋トレにおいて、手首を痛めてしまうケースは良くあり、
一度痛めてしまうと完治するまでに長い時間を要するため、
その間思うように筋トレができず、
筋肉の発達を停滞させてしまうことにもなるのです。

実は、私も苦い経験があるのですが、
一人で高重量のダンベルフライをしていたときに、
ダンベルを戻す際にバランスを崩してしまい、
左の手首を反らした状態でダンベルを無理やり戻したため、
その後三カ月間、手首の痛みに悩まされた経験があります。

また、手首同様に、足首も複雑な構造をしているため、
筋トレをしていて足首を痛めてしまう人も多くいるようです。
特に、アキレス腱が痛くなることが多いようです。

今回は、「リストカール」と「カーフレイズ」を取り上げますが、
実際、ほとんどの人が、間違ったやり方をしていますので、
手首と足首の怪我を防ぐ上では、特に注意が必要な種目となってきます。

「リストカール」も「カーフレイズ」も良く知られている種目ですし、
普段から実践されている人も多いと思いますが、
もし、次のような方法でトレーニングしているとしたら、
手首と足首を痛めやすい方法で行っていることになります。


(手首を痛めやすいリストカール)

危険な可動域リストカール
手首を大きく反らした状態からスタートし、
1回1回、手首を大きく反らしている。


(足首を痛めやすいカーフレイズ)

危険な可動域カーフレイズ

台の上に乗り、床と段差を作ることで、
1回1回、踵を深く下ろし、
アキレス腱をしっかりと伸ばしている。


一般的には、どちらのやり方も効果的だとされています。
ネットで調べても、多くの人が推奨しています。
しかし、実際には、どちらのフォームも、
手首、足首を痛めやすい危険なフォームになっています。

感覚に頼って筋トレの良し悪しを判断していると、
なかなか問題の本質が見えてこないのですが、
感覚に頼った判断ではなく、筋トレの本質を知ることで、
正しい判断をしていくことが大切なのです。

では、こうしたやり方がなぜ危険なのか、その理由についてですが、
要は、無理な可動域で手首と足首を動かしているからなのです。
手首と足首にとって無理な可動域とは、
靭帯や腱に無理な負担が掛かる可動域ということです。

では、まず、「リストカール」で手首を反らす行為についてですが、
手首というのはアーチ状の構造をしているため、
上から加わる力には強いのですが、横方向へと加わる力には弱いのです。

例えば、ベンチプレスで高重量のバーベルを挙上する際に、
手首を立てた状態であれば、バーベルの重さが上から加わっても、
手首はしっかりと耐えることができるのです。

しかし、もし手首を返して挙上しようとしたら、
横方向へ引っ張る力が加わり、手首が重さに耐えられないのです。
これは極めて危険な状態であり、この状態が長時間維持されると、
靭帯が伸ばされ、手首に痛みを感じるようになるのです。

このように、筋トレで手首を痛める原因の多くは、
手首を無理に反らしてしまうことで横方向への力が加わり、
手首が重さに耐えられなくなるからなのです。

これは、ベンチプレスのような高重量を扱っている時だけでなく、
ダンベルでリストカールをしている時などでも起こることなのです。
軽い重量を扱っている場合でも、何回も反復し続けることで、
手首を反らす姿勢を長時間維持していることになり、
手首を痛める原因となってしまうのです。

ですから、リストカールで手首を反らす行為というのは、
手首にとって極めて危険な行為だということです。

リストカールを、安全に且つ効果的に行うためには、
スタート位置において手首を反らさず、
手首から先が前腕と一直線上にあるようにし、
そこから上に手首を巻き上げていくようにすべきなのです。


こうすることで、安全に高重量を扱うことができ、
また、前腕筋の緊張を維持しながら動作できるので、
筋肥大効果を高めることができるのです。

では、次に、「カーフレイズ」で足首を伸ばす行為についてですが、
カーフレイズで踵を深く下ろし、足首を伸ばしすぎると、
アキレス腱が炎症を起こし、痛みを発生する場合があります。

これは「アキレス腱周囲炎」といって、
要は、アキレス腱の伸ばしすぎが原因で起こる症状なのですが、、
アキレス腱が炎症を起こし、足首の周囲が痛みを感じるようになります。

最初のころはそれほどの痛みでなかったとしても、
症状が悪化すると、歩くだけでも痛みを感じるようになり、
当然筋トレにも支障が出てしまうのです。

また、足首が痛いからと、ストレッチをしてしまったら、
余計に症状が悪化してしまうので注意してください。
足首の伸ばしすぎが痛みの原因なのですから、
足首に痛みがある時にはストレッチは厳禁なのです。

ですから、カーフレイズで足首を伸ばす行為というのは、
足首にとって極めて危険な行為だということです。

カーフレイズを安全に且つ効果的に行うためには、
台の上に乘って踵を深く下ろす必要はなく、
踵は、足裏が床と平行になる位置まで下ろせば良いのです。
つまり、わざわざ台の上などに乗る必要はなく、
床の上で行えば十分だということです。

以上、リストカールとカーフレイズについて説明しましたが、
要するに、安全に高重量を扱い、筋肥大効果を高めるには、
正しい可動域で動作することが大切だということなのです。

強くストレッチし可動域を広げることが大切だなどと、
極めて危険な行為を平気でお勧めしている人が大勢いますが、
自分の感覚だけに頼って筋トレを行い、
筋トレの真実を知ろうとしない人たちです。

強くストレッチしたからといって、誰もが怪我をするわけではないし、
筋肉が発達しないということもありません。
しかし、危険と隣り合わせだということには変わりなく、
いつ怪我してもおかしくない状況にあるのは確かなのです。

筋トレの正しいフォームとは、安全に高重量を扱えることが大前提なのです。
その上で、筋肉がしっかりと負荷を受け止められるかどうかなのです。
極めて危険な状態で高重量を扱っている限り、
それは決して正しいフォームとは言えないのです。

今まで、見よう見まねで筋トレを行ってきたという人は、
怪我をしてしまってからでは遅いので、
本当に今行っている方法が正しいものなのかどうか、
きちんと見直しをかけてもらいたいと思います。

筋肉の伸ばしすぎは危険

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、筋トレ動作における重要なポイントについて
お話したいと思います。

ここをきちんと理解しておかないと、
十分な筋トレ効果を得られないばかりか、
怪我の危険性も高まってしまうのです。

では、そのポイントとは何かと言いますと、
「筋肉の伸ばしすぎは危険」ということです。

筋トレの動作とは、筋肉が「縮む動作」と
筋肉が「伸びる動作」の繰り返しによって
行われるのですが、
ほとんどの人がここで勘違いをしてしまっています。

ほとんどの筋トレ雑誌や筋トレサイトでは、
筋肉を発達させるには、筋肉を十分ストレッチさせる
ことが重要だと説明しているため、
多くの人が、それを鵜呑みにしてしまっているのです。

いわゆる「フルレンジトレーニング」と言って、
筋肉をしっかり伸ばしてから挙上させていく方法です。

たとえば、

ベンチプレスでは、バーベルを胸に触れるまで深く下ろし、
大胸筋をしっかりとストレッチされてから挙上しましょう。

ダンベルフライでは、体のラインよりも肘を深く下ろし、
大胸筋をしっかりと伸ばすことが重要です。

腕立て伏せでは、胸が床に触れるくらい、
1回1回体を深く沈めましょう。

スクワットでは、1回1回、太ももが床と平行になるまで
深くしゃがみましょう。

など、

ほとんどの筋トレ雑誌や筋トレサイトでは、
筋肉を伸ばす(ストレッチさせる)ことが、
正しい筋トレ動作であると説明されているのです。

しかし、骨格筋の構造と筋発達のメカニズムを考えたら、
動作中に筋肉を伸ばしすぎることは逆効果であり、
筋肉の発達を阻害してしまっているのです。

さらには、怪我を誘発する極めて危険な動作なのです。

一般のトレーニーは、こういったことを何も考えずに
筋トレをしている人がほとんどであり、
筋トレ雑誌や筋トレサイトに書いてあったとか、
筋肉がストレッチされると効く感じがするとか、
そういったことで何の疑いもなく実践しているのです。

では、なぜ、筋トレ動作において、
筋肉を伸ばしすぎることは逆効果なのか、
少し具体的に説明したいと思います。

まず最初に知っておいてほしいこととして、
筋肉というのは、一連の動作において、
動作の最初から最後まで、
同じ強さの「筋収縮」が起こるわけではないということです。

一連の動作の中で、
筋収縮が強まる位置と筋収縮が弱まる位置があるのです。

筋収縮が強まる位置とは、筋肉が縮んで硬くなり、
筋肉が強い状態になっている位置のことであり、
この位置を「最大筋収縮位置」と言います。

たとえば、

ダンベルアームカールを行う場合の「最大筋収縮位置」とは、
腕を曲げて顎の高さくらいまでダンベルを持ってきた位置であり、
バーベルべンチプレスで言えば、
腕を伸ばして胸の上にバーベルを挙上した位置になるのです。

ですから、筋肉を最大限に発達させようと思ったら、
動作における可動域は、この「最大筋収縮位置」に近い範囲で
行われるのが効果的な動作ということになるのです。

たとえば、バーベルベンチプレスで言えば、
腕を伸ばしたスタート姿勢から、バーベルを下ろす範囲は、
ほんの少しの深さ(20cm程度)で十分なのです。
深くても肘の角度は90度までで、
それ以上深く曲げる必要はありません。

その狭い可動域の中で上げ下げを繰り返すことで、
胸の筋肉は最大筋力を発揮することができ、
負荷をしっかりと受け止めることができますので、
グングン発達していくのです。

今までフルレンジで深くバーベルを下ろしていた人は、
このやり方で行うと、すぐに、今までよりも重いバーベルを
挙上できるようになりますが、
筋肉の発達にとって必要な可動域の中で、
それだけ重い負荷を筋肉が受けられることで、
今まで感じたことがない刺激が得られるはずです。

このノウハウは、山本式ベンチプレスにおける
1つの重要なポイントであり、
これだけでも大胸筋の発達は加速されるはずです。

山本式ベンチプレスの全てのノウハウについては、
講座の中で詳しくお教えしておりますので、
ここでは、可動域についてだけ公開させて頂きます。

さて、今、「最大筋収縮位置」について説明しましたが、
実は、筋肉を伸ばしすぎてしまうと、
この「最大筋収縮位置」で、筋力を十分に発揮することが
できなくなってしまうのです。

可動域を広くし筋肉が過度にストレッチされてしまうと、
筋肉はその後の筋力発揮を抑制されてしまい、
重い負荷を受け止めることができず、
筋肉の発達も阻害されてしまうのです。

筋トレ前に時間をかけてストレッチしている人が多いですが、
筋トレ前にストレッチをしてしまうと、筋トレ中における
筋力の発揮が抑えられてしまうため、筋肉の発達にとっては
逆効果でありマイナスなのです。

本来、ストレッチとは筋トレ後に行われるべきものであり、
筋トレで血液中に発生した疲労物質を速やかに排除し、
疲労回復を促進させるために行われるものなのです。

というわけで、筋トレ動作において、
可動域を広くして筋肉を伸ばすということは、
筋肉の発達にとっては逆効果だということです。

さらには、動作中に筋肉をストレッチしすぎてしまうと、
筋肉は伸ばされた状態になっているわけですから、
その位置から一気に力を入れて筋肉を縮めようとした場合、
筋肉は非常に危険な状態に陥ってしまうのです。

筋肉が伸ばされた状態から強い力で急に縮めらた場合、
ゴムひもで想像してもらうとわかると思いますが、
伸びた状態から一気にパーンと縮むわけですから、
伸びたところに急激に強い負荷が加わり、
筋肉にとっては危険な動作となってしまうのです。
場合によっては筋肉が断裂してしまうこともあるのです。

というわけで、今回は、筋肉を伸ばしすぎることが
いかに危険であり、筋肉の発達を阻害する動作なのかについて、
少し詳しく説明させて頂きました。

効果的な可動域については、本当に誤解されている人が多いです。

筋肉をしっかり伸ばした方が効く感覚が得られるかもしれませんが、
骨格筋の構造と筋発達のメカニズムを正しく理解していれば、
それが間違いであることは明らかであり、
そういった筋トレ動作をお勧めすることはできません。

筋肉を最大限に発達させたいのなら、
「筋肉の伸ばしすぎは危険」だということをきちんと理解して、
効果的で安全な動作方法をマスターするようにしてください。


Copyright © 筋トレの嘘と本当~正しい筋肉の鍛え方~ All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます