筋力アップとパワーアップのカテゴリ記事一覧

現在、ネット上には、実に多くの筋トレ方法が出回っています。しかし、そのほとんどは、筋トレの真実から外れたダメ筋トレであり、絶対に信用してはいけません。当ブログでは、本気で筋肉をつけたいと思っているあなたのために、世間に氾濫する筋トレの嘘を暴き、本当に正しい筋肉の鍛え方をお教えします。

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カテゴリ:筋力アップとパワーアップ

  • 2016/10/17筋力アップとパワーアップ

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、パワーを最大化するための筋トレ方法について、お話したいと思います。昨日のプ野球クライマックスシリーズでは、大谷投手が球速165kmの日本最速を三発も投げて、劇的な勝利で締めくくりましたが、大谷投手が日本最速を更新できたのも、パワーを更に高めることができたからです。つまり、大谷投手は、昨日の試合で、自分の筋肉を、今まで以上にスピードをつけて、速く動かす...

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  • 2016/01/01筋力アップとパワーアップ

    新年明けましてあめでとうございます。筋トレアカデミーの山本龍二です。今年も有益な情報を提供して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。さて、今年最初となる本日の記事ですが、大きなパワーを生むための考え方について、「筋力×スピード」の観点からお話したいと思います。年末にスポーツを観戦する機会が多かったのですが、その際に、改めてパワーの重要性を感じました。ですから、特に今回の記事は、パワー系の競...

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  • 2015/09/12筋力アップとパワーアップ

    こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。本日は、筋力アップとパワーアップの違いについて、正しい考え方をお話したいと思います。どちらもトレーニング用語として良く使われる言葉ですが、一般的には「筋力=パワー」と思われており、筋力アップとパワーアップを混同している人が多いようです。しかし実際には、筋力アップとパワーアップでは、目的も方法も違うものであり、単純に力が強くなることがパワーアップではないの...

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パワーを最大化するための筋トレ方法とは

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、パワーを最大化するための筋トレ方法について、
お話したいと思います。

昨日のプ野球クライマックスシリーズでは、
大谷投手が球速165kmの日本最速を三発も投げて、
劇的な勝利で締めくくりましたが、
大谷投手が日本最速を更新できたのも、
パワーを更に高めることができたからです。

つまり、大谷投手は、昨日の試合で、
自分の筋肉を、今まで以上にスピードをつけて、
速く動かすことができたのです。

スポーツ選手がパワーを高めるには、
大きな筋肉を、より速く動かす能力が求められるのですが、
要するに、「筋力=パワー」なのではなく、
「筋力×スピード=パワー」ということです。

大谷投手は、日本ハムに入団後、
20kg近くの筋肉増量に成功したわけですが、
ただ単に筋肉が大きいだけでは、
あれほど速い球を投げることはできません。

ただ大きいだけでパワーの伴わない筋肉では、
投球するのに邪魔になるだけであり、
逆にパフォーマンスを低下させてしまいます。

昨日の大谷投手のピッチングフォームを見ていて思ったのは、
いつもより腕の振りのスピードが速く感じられたということです。

9回1イニングだけということもあり、
最初から全力スピードで投げられたのだと思いますが、
つまり、今までよりも筋肉を速く動かせたことで、
パワーを更に高めることができたわけです。

スポーツ競技においては、この「パワーの最大化」は、
パフォーマンス向上のために重要なことなのですが、
間違った方法で筋トレを行っていると、
ただ大きいだけでパワーの伴わない筋肉、
つまり「使えない筋肉」をつけることになってしまうのです。

反動を使わないストリクトなフォームで、
筋肉を意識しながらゆっくりと動かすというような、
そういった方法で筋トレを行っている限り、
筋力は高められたとしても、
パワーを高めることはできないのです。

パワーを高めるには筋肉を速く動かさなければなりません。
筋肉を速く動かすには反動も必要ですし、
フォームも動作スピードを意識したものでなければなりません。

ゆっくり動かしていては、動作スピードは上げられませんし、
パワーアップできるわけがないのです。

では、パワーを最大化するための筋トレ方法とは、
いったいどのようなものなのか、
いくつかポイントを説明したいと思います。

まず負荷の設定に関してですが、
パワーを最大化するためには、
最初から全力スピードで動作して、
5~10回が限界となる負荷が適しています。

筋肉の動きを意識しながらゆっくり動作して、
5~10回が限界の重さではありません。
それでは強い筋力自体発揮できませんし、
スピードが伴なわなければ、
パワーを高めることはできません。

ただし、毎回全力スピードを出していても、
1回ごとに筋出力が低下してきますので、
最後まで同じスピードで動かすことはできません。

当然見た目にはゆっくりになってきますが、
ただし、わざとそうしているわけではなく、
全力で動かしてそのスピードなわけですから、
それで良いのです。

また、ベンチプレスやスクワットにおいては、
動作における可動域が重要になってきます。

一般的な筋トレ方法の場合、
最初から最後まで同じ可動域で動作しようとします。

たとえは、ベンチプレスの場合でしたら、
毎回、胸にバーが触れるまで下ろしますし、
スクワットの場合でしたら、
毎回、大腿部が床と平行になるくらいまでしゃがみます。

しかし、筋出力と可動域の関係を考えた場合、
毎回同じ可動域で行えるはずがないのです。

つまり、1回ごとに筋出力が低下してくれば、
それに伴い可動域も狭くなっていくはずなのです。

ですから、適正な負荷で行っていれば、
ベンチプレスであれば、1回ごとに、
バーを下す深さが浅くなってくるはずですし、
スクワットであれば、1回ごとに、
しゃがむ深さが浅くなってくるはずなのです。
まあ、1回ごとではなくても、
数回ごとに可動域は狭くなっていくはずなのです。

ほとんどの人は、毎回同じ可動域(フルレンジ)で動作し、
限界になって終えるというパターンですが、
それでは、スピードをつけて速く動かしたとしても、
パワーの最大化にはなっていないのです。

パワーとは、「筋力×スピード」で高められますので、
つまり、源である「筋力」が強くなるほど、
パワーも高められるということです。
ですから、純粋な筋力アップも当然必要なのです。

自分の持っている筋力を最大限に高めるには、
筋肉がそういう状況にならざるを得ないように、
もっと追い込む必要が出てくるのです。

毎回同じ可動域(フルレンジ)で動作し、
限界になったら終えるという方法では、
筋肉はまだ余力を残した状態であり、
筋力を最大限に出し切っていない状態なのです。

例えば、腕立て伏せをフルレンジで限界まで行い、
もう1回も上がらない状態になったとしても、
すぐに今度は可動域を浅くして、
腕を曲げる深さを浅くして行うと、
更に動作を続けることが可能となります。

つまりフルレンジの可動域で限界を迎えたとしても、
それは筋肉の一番弱い位置に合わせて限界を迎えただけであって、
可動域を変えて筋肉の強い位置に合わせて動作することで、
筋肉自体はまだ筋力を発揮することができるのです。

たとえば、ベンチプレスであれば、
バーを胸に触れるまで下ろして5回で限界を迎えたとしても、
すぐに今度は、バーの下ろす深さを浅くして行えば、
更に数回続けることが可能となるのです。

そうやって、筋出力の低下に合わせて、
段階的に可動域を狭くしていくことで、
本来の限界まで追い込むことができるのです。

この可動域の考え方に基づいたフォームで、
ベンチプレスやスクワットを行うことで、
自分の持っている筋力を最大限に引き出せるようになり、
パワーの源となる筋力を高めていくことができるのです。

そして、こうして高めた筋力と、
スピードを掛け合わせることで、
パワーを最大限に高めることが可能となるのです。

ただ、私がここで説明した可動域の考え方を理解して、
それを実践に生かしているスポーツ選手はまだ少ないのが現状です。

可動域に対する正しい考え方を理解し、
正しい方法で筋力アップに取り組むことで、
もっと飛躍的にパワーを高められるはずなのです。

今回は、パワーを最大化するための筋トレ方法について説明してきましたが、
今回説明した考え方は、スポーツ選手に限らず、
一般の人が筋肉を鍛える上でも大切な考え方ですから、
リアルマッスルを目指したいという人は、
是非参考にしてほしいと思います。

それにしても大谷投手は、どこまで進化するのか本当に楽しみです。
このまま順調にパワーを高めていくことができれば、
もっと速い球を投げることも可能だと思いますし、
球速170kmも現実になってくるのではないかと思います。

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筋力×スピードがパワーを生む!

新年明けましてあめでとうございます。
筋トレアカデミーの山本龍二です。
今年も有益な情報を提供して参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年最初となる本日の記事ですが、
大きなパワーを生むための考え方について、
「筋力×スピード」の観点からお話したいと思います。

年末にスポーツを観戦する機会が多かったのですが、
その際に、改めてパワーの重要性を感じました。
ですから、特に今回の記事は、
パワー系の競技種目で勝利を目指している人に、
是非読んでもらいたいと思います。

一般的には「筋力=パワー」だと思われていますが、
筋力とパワーとは異なるものであり、
競技パフォーマンス向上のためには、
それぞれの違いをよく理解した上で、
正しい練習に取り組まなければなりません。

まず、筋力とパワーの違いをお話しておきますと、
筋力とは、筋肉から出力される力のことであり、
つまり、純粋にどれだけ力が強いか、
どれだけ重い重量を持ち上げられるか、
ということです。

例えば、全く反動をつけずに、
筋肉から出力される力だけで動作をするとして、
50kgの重量を持ち上げられる人と、
100kgの重量を持ち上げられる人がいた場合、
後者の人の方が筋力が強いということになります。

つまり、筋力とは純粋な筋出力のことですから、
筋力を比べる場合には、
スピードやテクニックは極力排除して、
筋肉自体の純粋な力比べをする必要があるのです。

これに対して、パワーとは、
筋肉の仕事率を表すものになります。
つまり、単に重い重量を持ち上げられるだけでなく、
どれだけ速く動かせるか、
どれだけ速く持ち上げられるか、
という要素が加わってくるのです。

例えば、Aさん、Bさんの2人がいて、
2人とも100kgの重量を1回持ち上げられるとします。
この場合、2人の筋力は同じですが、
しかし、50kgの重量をできるだけ速く動かしてもらったら、
Aさんは10秒間に5回反復でき、
Bさんは10秒間に10回反復できたとします。
この場合、パワーはBさんの方が強いということになります。

つまり、Bさんの方が、
同じ時間の中で多く反復できたわけですから、
筋肉の仕事率は高かったということになるのです。

要するに、筋肉の仕事率を高めるには、筋力に加えて、
スピードという要素が重要になってくるということです。
つまり「筋力×スピード=パワー」ということなのです。

そして、パワー系競技種目の実際の試合の中では、
このパワーの強さが求められるのであり、
パワーのある選手の方が有利だということです。

昨日、魔裟斗と山本KID徳郁の試合がありましたが、
勝敗を分けたのは、明らかにパワーの差だったと思います。

魔裟斗選手の肉体を見て驚きましたが、
以前よりも筋肉が増え体が大きくなっていました。
しかしスピードは落ちていませんでしたので、
つまり、以前よりもパワーアップしていたということです。

以前と同じスピードを維持したまま筋力アップできれば、
それだけパワーも大きくなるわけですから、
パンチやキックの破壊力が高まってくるのです。

特にボクシングなどの階級制の試合の場合には、
パワーが強い選手の方が圧倒的に有利になります。

年末にボクシングの試合で、
井上尚弥選手が圧倒的な強さで勝ちましたが、
井上選手のパンチ力は、
もはやスーパーフライ級のレベルではないのです。
ガードの上からでも相手を倒せる威力があるのです。

見ていて相手の選手がかわいそうになってきましたが、
ボクシングにおいては、同じ階級の選手同士なら、
パワーが強い選手の方が圧倒的に有利であり、
破壊力のあるパンチで相手を倒すことができるのです。

そう考えると、ボクシングやK-1などでは、
ベビー級でパワーの強い選手が最強ということになりますが、
マイクタイソンなどはその代表だったと思います。
筋肉も凄かったですしスピードも相当ありましたので、
開始早々一撃で相手をマットに沈めることができたのです。

では、パワーアップするためには、
どのようなトレーニングが必要なのかですが、
まず絶対的に必要なのは「筋力」です。
そのためには、バーベルやダンベル使って筋トレを行い、
まずは、筋肉自体を大きくしていく必要があります。

基本的な考え方として、
筋肉の大きさと筋力は比例関係にありますので、
筋肉が大きい人ほど筋力も強いということです。

ただし、筋力が強くてもパワーが強いとは限りませんので、
筋肉を大きくし筋力アップを図った上で、
筋力をパワーへと変えていかなければならないのです。

筋力をパワーへと変えるためには、
反動を用いた連続動作やスピードトレーニング、
動作の素早い切り返しテクニックなど、
そのための専門的なトレーニングが必要となります。
つまり、筋力アップした筋肉の連動性を高め、
筋肉の仕事率を上げるということです。

いくら大きな筋肉を有していても、
スローな動きしかできなければ、
大きなパワーを発揮することはできないのです。
それでは見せかけの筋肉になってしまうのです。

ボディビルダーでムキムキの筋肉の人でも、
スピードがなければパワーがあるとは言えないのです。
ボディビルの大会でならそれでも勝てますが、
ボクシングや格闘技の試合では、
見た目の筋肉よりも実際のパワーの方が大事なのです。

逆に、いくらスピードが速くても、
スピードだけでは大きなパワーを発揮することはできません。
いくら目にも止まらぬ速いパンチを打てたとしても、
ガリガリのやせ細った体ではパンチに威力はなく、
何発打っても相手にダメージを与えられないのです。

もう一度確認しておきますが、
大きなパワーを発揮するためには、
筋力だけ強くてもダメであり、
スピードだけあってもダメということなのです。

筋力とスピードの両方が備わってないと、
大きなパワーを生むことはできないのです。
「筋力×スピード=パワー」なのです。

また、発揮できるパワーの大きさには、
その人の体重も関係してきます。

単純に考えて、同じ筋力の人同士なら、
体重の重い人の方が、より大きなパワーを発揮できます。
なぜなら、動作に体重を乗せることで、
より大きなパワーを生み出せるからです。

一撃で相手を倒すパンチを打とうとしたら、
ジャブのような手打ちではダメであり、
パンチに全体重を乗せて打つことで、
破壊力のあるパンチを打つことができるのです。

ボクシングの試合などで階級制にしているのは、
この体重によるパワーのハンデをなくすためです。

同じくらいの体重の人同士なら、
筋力とスピードの差がパワーの差となって現れますが、
体重が何十kgも違ってしまうと、
そこに体重という要素が加わり、
体重が重い方が有利になってしまうのです。

階級を度外視し、体重に関係なく戦って、
誰が一番強いのかを見てみたいという願望はありますが、
スポーツの世界では現実それは難しいということなのです。

柔道などでは無差別級の試合があって、
たまに体重が30kgも違う選手が闘っているのを見ますが、
やはりパワーの差は明らかであり、
体重が大きなハンデとなっているのです。

少年時代にブルースリーに夢中になっていたのですが、
ブルースリーならどんな大男でも倒せると思っていました。
少年時代の私には、ブルースリーは無敵に思えたからです。

ですが、今冷静な目で見れば、
もし当時のブルースリーがタイムスリップして、
全盛期のボブサップと闘ったとしたら、
身長170cm、体重60kgのスリムなブルースリーが、
身長200cm、体重160kgのボブサップには勝てないのです。

さて、今回は、大きなパワーを生むための考え方として、
筋力×スピードの重要性についてお話してきましたが、
いかがでしたでしょうか?

ボディビルダーであれば、
できるだけ筋肉を大きくすることが目的ですから、
あまりパワーという概念は必要ありませんが、
ボクシングやK-1、柔道などの格闘技、
ハンマー投げや槍投げなどの投てき種目、
他にもラグビーやアメフトなど、
そういった種目で勝つことを目的としている人は、
パワーの差が勝敗を大きく左右することは明らかですから、
パワーの重要性をしっかりと理解して頂き、
それぞれの競技の特性に合わせた、
効果的なパワーアップを図っていってください。

それでは、2016年も、更なる飛躍の年となるよう、
がんばっていきましょう!!

筋力アップとパワーアップの違いとは?

こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、筋力アップとパワーアップの違いについて、
正しい考え方をお話したいと思います。

どちらもトレーニング用語として良く使われる言葉ですが、
一般的には「筋力=パワー」と思われており、
筋力アップとパワーアップを混同している人が多いようです。

しかし実際には、筋力アップとパワーアップでは、
目的も方法も違うものであり、
単純に力が強くなることがパワーアップではないのです。

競技アスリートのトレーニングにおいては、
筋力アップもパワーアップも必要なものですが、
試合に向けた年間スケジュールにおいては、
両者は時期を分けて行われるものであり、
そうすることでパフォーマンス向上が図られるのです。

具体的には、競技アスリートの場合、
「筋肥大期→筋力アップ期→パワーアップ期」の流れで、
試合に向けたトレーニングを行っていくのですが、
オフシーズン中は「筋肥大」を中心とし、
シーズンに入ったら「筋力アップ」「パワーアップ」
へと移行していくといった感じです。

では、まず、「筋力アップ期」についてですが、
筋力アップ期の目的は、重い重量を扱う力を養うのが目的です。
今まで80kgでベンチプレスを行っていたとしたら、
使用重量を、85kg、90kg…と増やしていくのです。

つまり、出来るだけ重い負荷で筋肉を追い込み、
筋肉の出力(最大筋力)を高めていくということです。

たとえば、オフシーズン中に10~15回の中間回数による
筋肥大を中心としたトレーニングを行っていたとしたら、
筋力アップ期においては、重量をマックスに近づけて、
7回以下しか反復できないようにして、
筋肉をより追い込んでいくのです。

重い重量が扱えるようになるということは、
筋肉を瞬時に収縮する能力が向上するということであり、
つまり、筋肥大した筋肉を、
実際に使える筋肉にしていくということです。

見た目にいくら大きな筋肉でも、
筋力が弱くては実際の試合で使える筋肉とは言えず、
重たくて邪魔になるだけです。

筋力アップ期に、扱う重量をどこまで重くしていくかは、
競技種目によって違ってきますが、
槍投げやハンマー投げ、走り幅跳びや三段跳びなど、
瞬時に最大筋力を発揮しなければならない競技種目では、
3回以下しか反復できない重量まで上げ、
最大筋力を高めていく必要があります。

では、次に、「パワーアップ期」についてですが、
パワーアップ期の目的は、
全身の筋肉の連動性を高めて、
試合に向けた体の性能をより高めていくということです。

「パワー」とは「仕事率」を意味するのですが、
つまり、今までと同じ重量ならば、
「どれだけ速く反復できるか」、
「どれだけ速く持ち上げられるか」、
ということであり、
そういった能力を高めるのが「パワーアップ」ということです。

言い換えれば、
「筋肉の仕事率をどれだけ高められるか」
ということであり、
同じ重量なら、10秒間に5回反復できるよりも、
10秒間に10回反復できた方が、
実際の試合では有利だということです。

そして、全身の筋肉の連動性が高まることで、
体の動きに「キレ」が加わり、
試合でのパフォーマンス向上が図られるのです。

ただし、パワーアップするためには、
筋肉が筋力アップされていることが必要であり、
筋力アップした部位ごとの筋肉が連動して初めて、
パワーアップが可能となるのです。

そして、筋肉の連動性を高め、筋肉の仕事率を上げるには、
「スピード」がポイントになってくるのです。
今までよりも、動作におけるスピードアップを意識することで、
効果は大きく変わってくるのです。

実際のトレーニング法としては、
反動を用いた連続動作やスピードトレーニング、
動作の素早い切り返しテクニックなど、
より専門的なトレーニングが必要となるのですが、
試合に向けた仕上げの期として、
こういったトレーニングに取り組むことで、
最高のパフォーマンスが発揮できるようになるのです。

最後にもう一度整理しておきますと、
「筋力アップ」とは、
筋肥大した筋肉の出力を高め、
より重い重量を扱う力を養うことであり、
「パワーアップ」とは、
筋力アップした筋肉の連動性を高め、
筋肉の仕事率を上げるということです。

そして、試合に向けては、
「筋肥大期→筋力アップ期→パワーアップ期」
という流れで年間トレーニングが行われるということです。

今回は、競技アスリート向けの話となっていますが、
一般の人が体づくりをしていく場合にも、
年間トレーニングの考え方として参考になると思いますので、
筋力アップとパワーアップの違いを知った上で、
必要に応じてお役立て頂ければと思います。

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