こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、「中学生の筋トレ」について、
正しい考え方をお話したいと思います。

実は、私の筋トレ講座には、
中学生の参加者も結構いるのですが、
一般的には、
「中学生が筋トレをすると身長が伸びなくなる」
「中学生は筋トレしても筋肉は大きくならない」
「だから中学生はまだ筋トレをしないほうがよい」
と思われているようです。

ですが、こういった考え方は、
筋トレを正しく理解していないために生じる、
筋トレに対する誤解なのです。

実際、私の筋トレ講座に参加している中学生たちは、
筋肉も大きくなっていますし身長も伸びています。

もちろんまだ成長期の段階ですから、
筋肉発達のピークはまだ先であり、
成人男性と同じようにはできませんが、
正しい考え方で筋トレを行うことで、
中学生であっても筋肉を発達させられますし、
同時に骨も成長させることができるのです。

では、私がどのように教えているかですが、
中学生が筋トレを行う上で最も大切なことは、
骨や関節に大きな負荷がかからないようにしながら、
無理のない筋トレを行うということです。

もう少し詳しく説明しますと、
骨の両端の軟骨部分に大きな負荷がかからないよう、
種目や負荷に注意して筋トレを行うということです。

骨の両端の軟骨部分(骨端軟骨)とは、
つまり関節を構成している部分ということです。

では、どうして、
骨端軟骨に大きな負荷をかけてはいけないのかですが、
その部分が「骨が成長する元となる部分」だからです。

実は骨というのは、骨の中間部分から伸びることはなく、
必ず骨の両端の部分から伸びていくのです。
そして、骨が伸びていく際の元となるのが、
骨端軟骨と呼ばれる軟骨組織なのです。

しかし、骨端軟骨に大きな負荷がかかると、
その部分がすり減ったり、ずれたり、つぶれてしまい、
骨が成長しずらくなってしまうのです。

つまり、成長期において骨端軟骨を損傷してしまうと、
身長が伸びずらくなってしまうということなのです。
骨端軟骨は「成長軟骨」とも呼ばれているのですが、
骨の成長を決める最も重要な部分なのです。

ですから、成長期の中学生が筋トレを行う際には、
骨端軟骨に大きな負荷をかけないよう、
種目の選定や動作フォームの改善、適正負荷の設定を
行うことが大切になってくるのです。

いくつか具体的な例をお話しますと、
・バーベルを担いで下まで深くしゃがむスクワット
・ウエイトを用いたジャンプ系種目
・長時間に渡る縄跳びやウサギ跳び
・バーベルを胸につくまで下ろすベンチプレス
・体を深く沈めるディップス
などは、骨端軟骨への負荷が大きくなるため、
中学生は避けるべきです。

ただし、スクワットやベンチプレスについては、
骨端軟骨に負荷がかからない可動域で動作すれば、
中学生でも行うことが可能です。

スクワットであれば、
太ももが床と平行になるまでしゃがめば十分ですし、
ベンチプレスにしても、
ハーベルは20~30cm下ろせばいいのです。

また、扱う負荷についても注意が必要であり、
10回以下しか反復できないような高重量は避け、
15~20回繰り返せる重量で行うようにします。
こうすることで骨端軟骨への負荷を軽減しながら、
筋肥大効果を得ることができます。

以上、中学生の筋トレにおいては、
骨端軟骨に大きな負荷をかけないことが、
最も重要なポイントだということです。

そして、この点さえ注意してもらえれば、
中学生でも筋肉を大きくすることは可能なのです。
成長期の骨の成長を阻害することなく、
筋肉をつけることができるのです。

さらには、筋肉に適度な刺激があった方が、
骨は成長しやすいということも分かってきましたので、
もはや、「中学生は筋トレをしないほうがよい」
という考え方は時代遅れな考え方なのです。

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