こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

本日は、日本人ボディビルダーの体の大きさについて、
お話したいと思います。
ボディビルのコンテスト出場を目指している人は、
是非参考にしてください。

ステージ上でポーズを取るボディビルダーを見ると、
胸板が分厚く、腕も脚もかなり太く見えますが、
実際のところ、どれくらいのサイズがあるのか、
興味がある人も多いかと思います。

もしボディビルのコンテスト出場を目指しているなら、
目指すべき目標とする上でも、
なおさら知っておきたいことだと思います。

ただし、コンテスト当日のボディビルダーというのは、
何ヶ月も減量して体脂肪率を極限まで下げた状態ですので、
オフシーズンと比べたら体重も軽いですし、
実際のところ体のサイズも小さくなっています。

ですが、ステージ上ではその方が大きく見えるのです。
皮下脂肪がほとんどない状態なので、
筋肉がセパレートされ輪郭がはっきりと見えるため、
ステージ上のライトに照らされると筋肉に凹凸感が出て、
実際よりも迫力が出て体を大きく見せられるのです。

もし、筋肉のサイズはあったとしても、
体脂肪率が高い状態でステージに立ったとしたら、
筋肉のセパレート感や凹凸感は感じられず、
全体的にノッペリしたような感じに見えてしまい、
ステージ上での迫力はなくなってしまうのです。

ボデイビルコンテストで勝つためには、
実際の筋肉のサイズはもちろん必要ですが、
単に筋肉が大きいから勝てるというわけではなく、
ステージ上でどれだけ体を良く見せられるかなのであり、
そのために減量して脂肪を削り取り、
筋肉の輪郭が目立つようにしているのです。



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では、実際に日本人のボディビルダーたちは、
コンテスト当日どれくらいのサイズに仕上げているかですが、
もちろん人によって個人差はありますし、
ミスター日本クラスのボディビルダーと
地方選手権クラスのボディビルダーとでも違いますので、
一概に「こうだ」と断定することはできません。

ですから、あくまで平均的なサイズとしてですが、
ボディビルダーのコンテスト当日の体重としては、
自分の身長から100を引いた体重が目安となります。
また、体脂肪率は5~7%といったところです。

たとえば、身長が170cmの人であれば、
体脂肪率5~7%で体重が70kgというのが、
コンテスト当日の目安ということです。

この数字だけ見ると、現在体重がある人にとっては、
それほど無理がないように思われるかもしれませんが、
実際には、ステロイドなどの筋肉増強剤を使用していない、
完全にナチュラルなボディビルダーにとっては、
決して簡単な数字ではないのです。

初めてコンテストに向けて本格的な減量を行った場合、
多くの人が、もっと軽い体重での仕上がりとなってしまうのです。
減量中に、脂肪と一緒に筋肉も大量に落としてしまい、
バリバリに絞られてはいるものの、
迫力に欠ける体になってしまうのです。

あるいは、そもそもまだ筋肉量が少ないのに減量してしまい、
脂肪は減っても筋肉量自体がまだ少ないので、
体の線が細く痩せているだけに見えてしまうのです。

ですから、初めてコンテストに挑戦する人にとっては、
いきなり「身長-100」の体重で、
体脂肪率5~7%で仕上げるのは難しいかもしれませんが、
地方選手権レベルであっても、コンテストで上位に入るためには、
まずは、そのレベルを目標として仕上げるのが良いと思います。

では、ボディビルの地方選手権で優勝した人たちは、
実際に、コンテスト当日どれくらいのサイズだったのか、
もう10年以上前の資料ではありますが、
各地方選手権で優勝したボディビルダーたちの、
実際の体のサイズを紹介したいと思います。
(ただし、あくまで自己申告によるデータになります)

(ミスター栃木優勝者・35歳)
身長 : 167cm
体重 : 67kg(オフシーズンは85kg)
胸囲 : 107cm
上腕囲 : 40cm
大腿囲 : 56cm
ウエスト : 70cm

(ミスター兵庫優勝者・30歳)
身長 : 178cm
体重 : 82kg(オフシーズンは110kg)
胸囲 : 120cm
上腕囲 : 43cm
大腿囲 : 63cm
ウエスト : 77cm

(ミスター福岡優勝者・43歳)
身長 : 173cm
体重 : 74kg(オフシーズンは82kg)
胸囲 : 117cm
上腕囲 : 42cm
大腿囲 : 65cm
ウエスト : 71cm

(ミスター茨城優勝者・41歳)
身長 : 178cm
体重 : 77kg(オフシーズンは86kg)
胸囲 : 113cm
上腕囲 : 41cm
大腿囲 : 62cm
ウエスト : 78cm

(ミスター愛知優勝者・35歳)
身長 : 165cm
体重 : 65kg(オフシーズンは72kg)
胸囲 : 115cm
上腕囲 : 39cm
大腿囲 : 57cm
ウエスト : 68cm

以上、5人の地方選手権優勝者のデータになります。
あくまで自己申告によるものですから、
どこまで正確かは分かりませんが、
ただし、身長と体重に関しては、
ほぼ正確な数字となっていると思います。

他の都道府県における優勝者のデータを見ても、
身長と体重の差は100前後となっており、
先程お伝えした「身長-100」の体重が、
平均的な仕上がり体重となっています。


なお、初めてコンテストに出場してから、
優勝するまでに何年かかったかという質問では、
最短の人で3年、最長の人で15年となっており、
決して簡単な道のりではないことが分かります。

ボディビルダーの体型というのは、
一般の人から見たら特殊な体型であり、
標準体重など一般的な基準には当てはまりませんので、
ボディビルルのコンテスト出場を目指す場合には、
こういった実際のデータを目安として、
自分の目標を決め取り組んでもらいたいと思います。

なお、海外の決してナチュラルとは言い難い、
怪物的な筋肉のボディビルダーを基準としてはいけません。
彼らは、たとえば身長170cmそこそこでも、
コンテスト当日の体重が、
体脂肪率5%以下で100kgを超えており、
ナチュラルな状態では決してたどり着くことができない、
極めて危険な領域にいる人たちですから、
見て楽しむだけにしておいてください。

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