こんにちは、筋トレアカデミーの山本龍二です。

先日、あるジムの会長さんとお話する機会があったのですが、
その方が言うには、「俺の筋肉は酒とアイスクリームで出来ている」
のだそうです・・・

50歳でベンチプレス170kgを挙げる筋肉の持ち主なのですが、
何でも、酒とアイスクリームが大好きで、
ほぼ毎日飲んで食べているそうです。

さらには、トレーニング中のエネルギーチャージは
ニコチンだそうです・・・

タバコは1日に1箱以上吸うと言ってました。

私は酒もタバコもやらないし、甘いものもあまり食べないので、
ちょっと次元が違う感じだったのですが、
それでもデカイ筋肉をしていましたし、
ベンチプレス170kgはスゴイです。

こういう方に出会うと、自分の中の常識が根底から崩れてしまう
感じなのですが、実際にそういう人もいるわけですから、
筋トレとは、常識や科学では解明できない部分が多いのも事実です。

だからといって、酒やタバコをお勧めすることはしませんが、
酒やタバコが筋肉の成長に悪影響を与えると断言することも
出来ないわけで、なかなか難しいところです。

まあ、酒もタバコもアイスクリームも、
ほどほどにが一番いいと思いますが。

さて、今回は、「7ヶ月で体重を32kg減らした減量法」と題しまして、
私が実際に行った減量法について書いてみたいと思います。

私がこれまで実践してきた減量の中で、
最も大幅な減量を行ったのが、2003年の時でした。

この年は、7ヶ月で32kgも体重を減らしました。

実は、この年は、自分の限界に挑戦しようと思って、
まず数ヶ月かけて無理やり体重を増やして、
過去最高の104kgまで体を大きくしました。

筋肉だけでなく脂肪もかなり乗っていましたので、
体型的にはプロレスラーのような感じでした。

体脂肪率は20%くらいあったと思います。

そして、限界まで体を大きくしたあとで、
今度は限界まで絞ることに挑戦したのでした。

そして、結果からお伝えしますと、7ヶ月後、
体重は72kgまで減り、脂肪はもうほとんどありませんでした。

7ヶ月で32kgも体重が減ったのです。

しかし、130kgでベンチプレスができていたのが、
100kgに減ってしまったので、
筋肉も同時に減らしてしまっていたと思いますが・・・

終いには腹筋にも血管が浮き出た状態となり、
とうとう体脂肪率は測定不能となりました。

体脂肪測定器が脂肪を感知できず、
何回測っても「エラー」となってしまったのです。

おそらく体脂肪率は生命を維持する最低レベルまで
減っていたと思います。

そして、これ以上の減量は危険だと判断し、
そこでストップすることにしたのです。

これが私が行った減量の最高記録なのですが、
この期間どのような減量方法を行っていたのか、
少しお話したいと思います。

ただし、正直言いますと、決してお勧めは出来ません。

普通の人にはちよっと過酷すぎるし、
会社勤めの人だと、ここまで時間や食事が自由には
ならないのではと思います。

ですから、あくまで1つの参考として、
今後ご自分が減量する際に、
可能な範囲で取り組んでみてください。

では、まず、この時の1日のトレーニングからですが、
それまでとの大きな変更点としては、
有酸素運動の量をかなり増やしました。

具体的には、起床後すぐにBCAA約10グラムを水で飲み、
そのあとで、スピードウォーキングを2~3km行い、
さらに、ダッシュ&ウォークを何本も繰り返していました。  
また、有酸素運動のあとに腹筋を2~3種目行っていました。

夕方か夜にはジムでトレーニングしていましたので、
当時の1日のスケジュールとしては、
起床後…有酸素運動+腹筋トレーニング(約1時間)
夕方もしくは夜…ジムでトレーニング(約1時間)
となっていました。

起床直後に有酸素運動と腹筋を行ったのは、
このタイミングが最も脂肪を燃やしやすい時間帯だからです。

起床直後は胃の中が空っぽの状態であり、
糖質が体内に枯渇した状態となっていますので、
運動中のエネルギーとしては、
蓄積された脂肪に求められるようになります。

食事をして体内に糖質が残っている状態だと、
エネルギーとして使われる順番としては、
糖質→脂肪となりますが、
糖質が枯渇していれば、脂肪が優先的に使われるわけです。

ただし、糖質が枯渇した状態で運動すると、
筋肉までもが消耗される危険性がありますので、
そういったことを防ぐために、
運動前にBCAAを摂取しておく必要があるのです。

この起床直後の有酸素運動+腹筋は、
減量期間中を通してほぼ毎日続けていたのですが、
脂肪を早く減らすには、
とても効果的であったと思います。

さて、それでは、減量期間中の食事に関してですが、
正直、決して楽なものではありませんでした。

1週間の内、月~土までの6日間は減量メニューにし、
ほぼ毎日同じようなものを食べていました。

日曜日だけは好きなものを自由に食べていましたので、
そこでストレスを発散し気力を回復させていました。

ですから、週の初めのころはまだ元気なのですが、
後半の木曜、金曜、土曜は辛かったですね。
早く日曜日になれって毎日思っていました。

では、具体的にどんなメニューだったかですが、
主食の炭水化物は完全にカットし、
炭水化物は野菜と果物から摂っていました。

またタンパク質に関しては、
通常の食事とプロティンから相当量摂っていました。
1日に300グラムくらい摂っていたと思います。

なお、食材の調理は全て自分で行い、
油をほとんど使わず味付けも普通の人では食べられないほど
薄い味付けにしていました。

と言うか、鶏肉とか味付けなしで、
茹でたり焼いたりしてそのまま食べていました。
もうこうなると美味しさ云々とかではなく、
食事というよりエサという感じでした。

朝食のメニューとしては、
・全卵のゆで卵 3個
・ノンオイルのツナ缶 2個
・りんご 1個
・温野菜(ブロッコリーなど)
・烏龍茶
といったメニューでほぼ毎日同じでした。

昼食は弁当を作って持っていくのですが、
・焼いた鶏の胸肉 1枚
・焼いたイカ 1/2パイ
・ゆでたブロッコリーとアスパラガス
・アーモンド ひと握り程度
・烏龍茶

といったメニューが定番でした。

夕食は、ほぼ毎日「キムチ鍋」にしていました。

中に入れる具材としては、
・鶏の胸肉
・魚介類
・豆腐
・糸こんにゃく
・キノコ
・野菜類
といったものでした。

味付けはキムチを入れるだけでほとんどしていません。

また、食間にプロティンをミネラルウォーターで飲み、
ジムでのトレーニング直後のプロティン補給の時だけは、
オレンジジュースで飲んでいました。

ですから、1日のスケジュールとしては、
・起床直後(6:00) BCAA
~有酸素運動+腹筋トレーニング~
・朝食(7:30)
・間食(10:00) プロティンドリンク
・昼食(12:00)
・間食(15:00) プロティンドリンク
・間食(17:00) プロティンドリンク
・トレーニング前(19:00) BCAA
~ジムでトレーニング~
・トレーニング後(20:30) プロティンドリンク
・夕食(22:00)
といった感じでした。

プロティンドリンクの飲む回数も多くなりましたが、
あらかじめプロティンパウダーを入れたシェーカーを何個も
用意して、それらを大きなバックに入れて持ち歩き、
いつでもどこでも時間が来たら飲めるようにしていました。

また1日を通じて、烏龍茶はかなり飲んでいました。
これもパックで煮出した烏龍茶を、
ペットボトルに入れて持ち歩いていました。

烏龍茶は食後の血糖値を下げる効能があるのですが、
減量時には効果的な飲み物だと思います。

ということで、だいたいこんな感じて減量したわけですが、
減量はやはり「精神力」との勝負の面が大きいです。

毎日同じ味のない食事を繰り返し、
空腹感に耐えながら仕事やトレーニングを行うのですから、
並みの精神力では続かないのです。

体脂肪を数kg落とし軽く引き締めるだけなら、
1~2ヶ月あればそれほど苦もなく達成出来るでしょうが、
30kg以上もの大幅減量を達成するのは、
並みの精神力では無理であると、
私自身この時、本当に身にしみて感じました。

30kg以上の大幅減量が必要な人はあまりいないとは思いますが、
もし、それだけのチャレンジをしようとするなら、
気持ちはもちろん、トレーニングや食事の環境も整えなければ
なりませんので、決して簡単ではないということです。

また、無理をして体を壊してしまったのでは元も子もありませんので、
何の知識もなしに、これだけの減量を行うのは危険が伴います。

ですから、もしそれだけの大幅減量を行いたいという場合には、
専門家の指導に従って行うことが大事です。

今回は、実際に私が7ヶ月間で32kg減量した時のことをお伝えしましたが、
ご自分が減量される際に、参考となる点は是非取り入れていただき、
目標達成にお役立ていただければと思います。


スポンサーサイト